出世花 – 米倉ますみ

いつか世に出る 出て行きゃならぬ
故郷(くに)に残した 妻子(ひと)がいる
やるしかないんだ 男なら
やすらぎつきなみ 世間なみ
この手で咲かそう 出世花

流す涙も たまにはいいさ
空も時には 雨ふらす
やるしかないんだ つらくとも
幾山坂道 七曲り
男の夢は 出世花

ひとりぼっちと 二の足ふむな
お山の大将も ただ一人
やるしかないんだ なあ お前
待ってておくれよ いつの日か
二人でつもうよ 出世花