おとぎの国は眠らない – 立花理佐

あなた つかまえて ほんとのわたし
今すぐ ここまできて 抱きしめてよ
おとぎの国はまだ 眠らないわ…

人影もまばらな遊園地
広場で花を抱いたピエロ
観客はわたしの寒そうな影だけ
ねぇ そんな哀しい笑顔しないで

あどけないリボンをほどいて
少しずつけずられる想い
恋すると どうしておとなにさせたがる
いつまでも ここにいたいのに…

もうすぐ とまる
夕陽のメリーゴーランド

ずっと乗せていて 夢の背中に
かけめぐる光たち まつ毛が濡れてにじむよ
初めてのキスに とまどった あの日
子供のままでいたい 瞳の色
あなただけは 半分 わかってほしい…

無邪気にするぬけるジェットコースター
シュガーにとろけてるティーカップ
変わらない景色と 変わってく少女を
みつめてる 小さな観覧車

寂しいのは あなたがいないから…

ゲート(扉)が閉まれば 夢もお終い
だけど心のなかで 少女は帰りたくない
あなた つかまえて ほんとのわたし
今すぐ 抱きしめてよ ここまで来てよ
おとぎの国はまだ 眠らないわ

ずっと乗せていて 夢の背中に
かけめぐる光たち まつ毛が濡れてにじむよ

ゲート(扉)が閉まれば 夢もお終い
だけど心のなかで 少女は帰りたくない