太陽の仕業 – 突然少年

中西くん、きれいだね これは14年前のはなし
君はなにを思って学校に通っていましたか
虫歯になって歯医者さんで 歯を一本抜きました
ご飯が喉を通る瞬間が大事なことに気付いたよ
僕の言葉がきつくきつく君を苦しめた
張り裂けそうな想いは僕には聞こえませんでした
時間は戻りはしない

悪い事は誰も分からないかもしれないが
はしゃいでは繰り返して分かったこともいっぱいさ
公園で遊ぶ子供たち かつては僕らも子供たち
始まりはいつも突然に さよならは さよならは…

大事にしていた色鉛筆
聞こえなかった名場面
嫌気がさしたりしないだろうか
目を逸らさずにいられるだろうか
沈んだ太陽海の中で笑う
何も挟まなかった新品のクリアファイル
明日の事は知らないけれど
今日も僕は元気です