深夜の街にて – 石風呂

深夜過ぎ、人気もない
街灯も喋るような夜の中で
散々歩いた帰り道
小学校を眺めながら
なにやら思い出に浸ったり
残っている仕事について
考えたりして いる
あれ?今何時だっけ?
まぁいいか、どうでもいいか
なんでもいいや!
そう思えたらな、そういうわけにもいかんしな
コロンビア、バレンシア
スカンジナビア
そんなの今は関係ないけどな

明日僕は何時起き?
明後日僕は何時起き?
明々後日僕は何時起き?
アラームがただ鳴り響く
明日君は何時起き?
明後日君は何時起き?
明々後日君は何時起き?
やあやあそれはお疲れさんです

ああ… 今日は懐かしいことばかり
思い出す日なんだろうな

声を潜めて
耳を澄まして
誰にも聞こえやしない
音楽を聴いてやろう

深夜の街にて僕たちは
前すら見えずに歩いてく
深夜の街にて僕たちは
聞こえぬ音も聴いていく
深夜の街にて僕たちは
くだらないことで笑い合う
深夜の街にて僕たちは
夜が明けるのを待っている
深夜の街にて僕たちは
涙もこぼさず上を向く
深夜の街にて僕たちは
大事なことを思い出す
深夜の街にて僕たちは
恐怖を飲み込み前を向く
深夜の街にて僕たちは
明けない夜はないはずと