たたかいやぶれて 残りし山河氷雪くだけて またくる春にもふたたびかえらぬ 九人の乙女のみたまにささげん 北国の花 ゆかしきその香も はこべよ北風うらみに凍れる 真岡のあの空はるかに仰ぎて 女神の像立つあゝ…稚内 氷雪の門 あの夢この夢 たのしき青春み国にささげて 九輪の花散るさよならさよなら 最後の電話のりりしきあの声 わすれじいまも
やるぞみておれ 口にはださず腹におさめた 一途な夢を曲げてなるかよ くじけちゃならぬどうせこの世は 一ぽんどっこ 男のぞみを つらぬく時にゃ敵は百万 こちらはひとりなんの世間は こわくはないがおれはあの娘の 涙がつらい 他人に好かれて いい子になって落ちて行くときゃ 独りじゃないかおれの墓場は おいらがさがすそうだその気で ゆこうじゃないか あの娘ばかりが 花ではないさ出世街道 色恋なしだ泣くな怒るな 
歳をとったら 言ってやれ 言ってやれ小言と 嫌みと 憎まれ口をそれが世の為 人の為嫌われたって いいんだよとは…言うものの 言うものの嫁にはあれこれ 気を遣いとは…言うものの 言うもののまだまだ人生 せにゃならぬ 歳をとったら お金だよ お金だよカラオケ 温泉 海外旅行それが若さだ パッとやれ死ぬときゃみんな 裸だよとは…言うものの 言うもののお金は心の 友だちさとは…言うものの 言うもののまだまだ
つらい時こそ 傍(かたわ)らのわたし添木(そえぎ)で 支えたい苦労九分(くぶ)でも 残りの一分(いちぶ)幸せだったら 十分(じゅうぶん)よいいじゃないか いいじゃないいいじゃないか いいじゃないいいじゃないかふたりの人生 100点満点 長い浮世の 坂を越えやっと足並 揃(あ)ってきた泣いて笑って 転んで起きて離れず一生 暮らしたいいいじゃないか いいじゃないいいじゃないか いいじゃないいいじゃないか
苦労我慢の 積み重ねいつか宝の 山になるどうする どうする泣いてどうする 男じゃないか…悔し涙を 拳で拭いてぐっと飲みほす おとこ酒 恋も素通り すれ違いひとり抱き寝の 膝小僧どうする どうする拗ねてどうする 男じゃないか…未練心を サラリと捨てて夢と道連れ おとこ坂 つらい浮き世の 向い風骨の髄まで しみ通るどうする どうする逃げてどうする 男じゃないか…負けて泣いたら 世間が笑う明日に咲かせろ お
どうせ男に 惚れるなら生気のいいやつ あいつに惚れろよせと言われりゃ なお燃える押しの一手で 惚れ通す…どんと一発 恋は女の 胸三寸 一度女に 生まれたらぐっと男を 夢中にさせろ嫌よ嫌よは 好きのうちひとつ焦らして 身をかわす…どんと一発 恋は女の 胸三寸 どうせ男と 切れるなら未練残すな きっぱり切れろ愚痴も涙も ふり捨ててつくり笑顔で 別れ酒…どんと一発 恋は女の 胸三寸
泣いて呼んでも 振り向かず今日も出舟の 櫓をにぎるなんで薄情な 糸満かもめ女ごころの 未練やら波が鳴る鳴る サンゴ礁 若いいのちを 黒潮に乗せていづこの 波まくらさすが男さ 糸満かもめ女ごころの 波止場には幾夜待ったら 戻るやら 無事を祈って 見る海に月が出たとて 見えぬ舟夢で逢いたや 糸満かもめ女ごころと 「泡盛」の燃える情けを 忘れずに
はかない浮世と 嘆くじゃないよ誰がこの世を そうさせる泣くも笑うも その腕次第舵をとるのは あんたでしょ なんでもないのに あるよに言うて人は噂を たてたがる浮世街道 七十五日ままよ おとぼけ たかわらい あちらをたてれば こちらがたたぬ義理と情けの はさみうち粋じゃないかよ 両手の花をすてて男の 旅をいく
泣くな鶏 まだ夜は明けぬネアラ オコサノサ 明けりゃお寺のコリャヤノヤッコリャ 鐘が鳴るネオコサデ オコサデ ホントダネ お前来るかと 一升買って持ってたネアラ オコサノサ あんまり遅いのでコリャヤノヤッコリャ 飲んでしまったネオコサデ オコサデ ホントダネ お前その気で 酒ばり飲んでネアラ オコサノサ ひとり息子にコリャヤノヤッコリャ 何見せるネオコサデ オコサデ ホントダネ 恋の古疵 お医者はないか
笑いすぎると 涙がおちる今日は明日の 今日じゃない人のさだめと 空ゆく雲は風の吹きよで 雨になる 男値うちを お金ではかる色気なしには わかるまい破れ畳に あぐらをかいた俺の心の 花園は 雨が降りゃこそ 草木ものびる運は不運の 前ぶれさどんと当って ぱっと散るかくごできているのさ いつだって
本所深川 割下水九尺二間の 裏長屋黒の着流し 大たぶさ苦味走った いい男赤鞘安とか喧嘩安江戸に知られた 呑んだくれ徳利枕に ゴロ寝して天下泰平 高いびき そこへひょっこり 顔を出すのりやの婆アで 名はおかんチョイと安さん お起きなよ叔父御の手紙だ ごらんなネ聞いてムックリ 起き上がりどれどれ拝見 つかまつるなになに武道の 意地のため高田の馬場で 果し合い 南無三これは 一大事おっとり刀に 縄だすき八百
ついて来いとは 言わぬのにだまってあとから ついて来た俺が二十五で お前が二十歳さげた手鍋の その中にゃ明日のめしさえなかったなァ お前 ぐちも涙も こぼさずに貧乏おはこと 笑ってたそんな強気の お前がいちどやっと俺らに 陽がさしたあの日なみだをこぼしたなァ お前 九尺二間が 振り出しで胸つき八丁の 道ばかりそれが夫婦と 軽くは言うが俺とお前で 苦労した花は大事に咲かそうなァ お前
北国の 雪のまつりは青い目の 人も恋する粉雪も気にならぬ肩よせて燃えて燃えているから鐘が鳴る 歌が流れる鐘が鳴る 若い北のまち若い 若い 札幌 すずらんの 花の咲く日はすずらんを つんであげたい幸せな夢を見てただひとり好きな好きなあなたに青い空 風もささやく青い空 風と空のまち風の 風の 帯広 狩勝を 越えてはるばる水鳥と 流氷の港この海を夢に見たあのひとのここはここはふるさと北の果て 歌はここにも北
あの世とこの世の (あの世とこの世の)真ん中に (真ん中に)その世の国が あるんだよ酒飲みならば 知っている (知っている)キュキューッと飲んでまた飲んで天国を 彷徨い続ける楽しさは言葉に出来ない事ばかりその世は夢の花盛り あの世とこの世の (あの世とこの世の)真ん中に (真ん中に)その世の国が あるんだよ酒飲みならば 知っている (知っている)キュキューッと飲んで忘れたい人の世の 色々と義理ごと悩
故郷を離れ 早や幾年月ここまでどうにか 歌ってこれた雪降る駅から 動き出した人生辛いことも悲しいことも 今では懐かしいああ、私には 歌があったから心支える 夢があったからただ季節を 通り過ぎただけの私は 私は… 旅人じゃない 人生は舞台 春夏秋冬日本のどこかで 歌ってこれた振り向くことより 元気でいる人生目覚めた朝 湧き出す力 溢れる喜びがああ、私には 歌があったから心励ます 明日があったからただ一
散りぎわだけは きれいにしろと笑った師匠(おやじ)がなつかしい誰もやらなきゃ 俺がやる負けを承知で 買って出る意地が男の 誇りじゃないか 昨日の上に 明日が生まれ真実(まこと)かさねて人は成る時の谷間に 咲き残る花を情の 枝にかけしばし夢みる 人生街道 花なら歎くな 散る日が来ても宿命(さだめ)をにっこり 抱いて散れおまえひとりが 頼りだと言われる時に 出逢えたら出世街道 男の宝
惚れてしまえば 私の負けよ負けて嬉しい 恋もある女じゃないか ああ 男を立てて夢を叶える 女じゃないかあなた次第で 夜叉にもなれる 生きる悩みのヨ生きる悩みの鎖をといて波に乗せたい人身船(ひとみぶね) そうよ私は あなたに逢って捧げるよろこび 知りました苦労がしたい ああ あなたとならば命ちぢめる 苦労がしたいそれが女の 天国だから つらい時ほど たよりにされる妻でありたい 女でいたい女じゃないか ああ
やってやれない 事はない人は一代人は一代 名は末代さアア…女だてらに たんかをきって持ったつるはしゃ だてじゃない 洒落気色気も どこへやらぼろなどてらにぼろなどてらに この身はつつむウウ…酒も男にゃ 負けてはせぬになんで今夜の 月は泣く 泣けばやっぱり 女だと背で世間が背で世間が 笑ってなぶるウウ…トロッコ押せ押せ よしなよ愚痴は花も実もある この渡世
コラ きいてちょうだいな ヤアキターサッサ コイサ コイサアラ 涙なくてはきかれぬ話よ 哀れな物語ウンハイハイ お耳ざわりであろうけれども一寸のごしんぼうヤア キタア サッサ コイサ コイサ 親の許さぬ 恋人二人勝手にするよと 家を出たせまいながらもちょいといかせる アパート暮らしですアノッホホイ なまけ者にて ぜいたく好きでたちまちふたりは お手あげだ腹はスクスクでるはため息 泣きつく当てもなしアノ
好いた二人が 恋にはならずいやいやいやよが 恋になる今も昔も 世の中なんて天の岩戸じゃ ないけれど開けてみなけりゃ わからない郵便ポストが 赤いのも電柱柱が 高いのもみんな私が わるいのよ でもネそこをなんとか しんぼうしてね 元にもどらぬ こわれた茶わん戻ってよくなる 元の鞘今も昔も 世の中なんて天の岩戸じゃ ないけれど開けてみなけりゃ わからないお山のからすが 黒いのも公衆電話が 長いのもみんな
ハー ソレソレ 惚(ほ)れ合って一緒になった 仲なのに馴れりゃ始まる 夫婦(めおと)の喧嘩いいとこばっかり 見せ合ったツケがまわって くるんだねハァ どっちが先に あやまるかジャンケンポンで 決めましょうジャンケンポン ジャンケンポン夫婦円満 ジャンケンポン ハー ソレソレ 人生の杖とも頼む 友でさえ恋がからめば 仇(かたき)に変る女は魔物と 言うけれど女なしには 生きられぬハァ どっちが先に ゆず
男が信ずる 道ならば左も右も あるものか時の流れに のる奴よりも腕をみがいて 明日を待つそんな男に 惚れたのさそんな男に 惚れたのさああ 惚れたのさ まっすぐ歩けば つきあたるわかっていても 曲がれないのぞむ世界は ちがっていても胸で高鳴る 血は同じ俺とお前は 死ぬまでさ俺とお前は 死ぬまでさああ 死ぬまでさ 堪忍袋に 満たされた男の涙 無駄じゃないやくなあせるな 怒れば敗けだ冬をこらえて 春を待つ花
ひとつ山越しゃ またひとつ浮き世人生 つづら坂苦労の荷物 肩からおろしたまにゃ寄り道 屋台酒ボチボチ行こうか ボチボチと今日がだめなら 明日がある 恋にふられて 泣かされて胸に隠した 傷いくつこの世の中の どこかにきっと俺を待ってる 人がいるボチボチ行こうか ボチボチと待ては日和(ひより)の 春も来る 早く咲いたら 早く散るじっくり咲かせろ 夢の花他人に先を 越された夜は月を眺(なが)めて ひとり酒ポ
相撲一代 根性込めてどんとぶつかる みだれ髪裸一貫 土俵の上で暴れ廻れりゃ 男の冥利 力出し切れ 棄て身でかかれ運は自分で ひらくもの投げてやろうか ぶちかまそうか明日の相手で この目が冴える 月は欠けても またまんまるになるぞ見ていろ この俺も伊達にゃ挫けぬ 北海育ち故郷(くに)の衆たちゃ 待ってるものを
ツキツキ ツキツキ ツキツキ ツキツキおよそ恋には ナニがつくツキツキ節で 申そうならば二人で見ている 空の月甘いデイトは キッスつき恋のためいき そっとつきついたためいき 運のつきエーいまじゃ 女房で鼻につきそれでも商売大繁盛 ツキツキ ツキツキおよそ酒には ナニがつくツキツキ節で 申そうならば街にゃネオンが パッとつきあの娘目につき 思いつき逢いたかったと かじりつき酔ってふらつき 尻をつきエーあ
同じ裸で生れたにああ ズッコケズッコケあいつ社長で 僕 社員どうせ この世は 浮き沈みああ ズッコケ ズッコケズッコケ歌って 暮らそうよああ ズッコケ ズッコケ あなた好きよに だまされてああ ズッコケズッコケ財布はたいて 通いづめカネの切れ目が 運のつきああ ズッコケ ズッコケ生まれかわって またお出でああ ズッコケ ズッコケ 恋は一目で燃えるものああ ズッコケズッコケ燃えてあなたに 惚れちゃった惚
天に聳える 千年杉ももとは小さな 木の苗さ人も同じさ 雨や嵐を 受けて立ち耐えて凌いで 生き抜いてでかい樹になれ 幹になれ 若葉青葉に 望みを託し夢を広げて 繁る枝親に貰った 負けず嫌いの 命なら花を見ごとに 咲かすまで無駄に散らして なるものか 誰が小物か 大物なのか値打ち決めるは 生きざまさ樹齢重ねて 生きる歳月 堂々といまに此の世の 青空に見せる己の 立ち姿
ほんとは 好きだったのサ死ぬほど 好きだったのサこころじゃすがって いたくせに意地っ張りさん 負けん気さんそれじゃアバヨと そっぽを向いてそうさこんなに なっちゃった ほんとは 好きだったのサ世間に 負けちゃったのさいろいろ話も あったけど意地っ張りさん 負けん気さんなんであの時 いまさらおよしぐちも一しょに 捨てたはず ほんとは 好きだったのサいまでも そうなんだとサコソコソうわさは よしとくれ意地
男の歌だよ ただ一本の道を歩いた 足跡の歌だよ左と右の 自分の足で大地にきざんだ 心の歌だよ苦しみながら楽しみながら 歩いた歌だよ死ぬまで続く 長い歌だよ 男の歌だよ 命をけずり汗と吐息で つづった歌だよチヤホヤされて また飽きられてサイゴにゃいつも 自分がひとりさおかげで少し汚れたことに きづいた歌だよこれではいかんと ボヤク歌だよ 男の歌だよ アナタの父はこんな人だったと 残したい歌だよ多くの人が
恋をしましょう 恋をして浮いた浮いたで 暮しましょ熱い涙も 流しましょ昔の人は 言いました恋はするほど 艶がでる恋はするほど 艶がでる 無理も道理の ひとつですグッと握った 彼女の手スキと言うまで 離しゃせぬ昔の人は 言いましたいやよ いやよも すきのうちいやよ いやよも すきのうち 想い想われ ふりふられ恋はニキビのようなものひとつ消えても またできる昔の人は 言いました恋は死ななきゃ なおらない恋