俺に聞くなよ生きている 意味なんてまだまだ青くさい この俺にじんせいが語れる はずがない 俺に聞くなよふるさとの ことなんて不出来なこの俺を おふくろは最後まで気にして いたようだ 俺に聞くなよ寂しさの 捨て場所をたまには居酒屋の 止まり木で冷や酒を飲んでる 程度だよ 俺に聞くなよどんな歌 好きかってこころが訳もなく 濡れる夜はブルースが聴きたくなるんだよ 俺に聞くなよどこへ行く つもりかとそろそろ我が道
明日になれば あなたのことを少しはあきらめられますかなんにもなかった 振りしても元の暮らしに 戻れないああ 涙があふれ出すああ 抑え切れずにあふれ出す恋しさ渦巻く 罪の海 寂しくなれば あなたのことを想ってあの月 見上げますあなたもどこかで 同じ月きっと見ている はずだからああ 心が叫び出すああ 声も出せずに叫び出すおんなが渦巻く 罪の海 嫌いと言えば あなたのことを少しは嫌いに なれますか出口の見え
泣いて 別れた 理由ある女(ひと)を今も あきらめ切れぬまま向かい焼酎(ざけ)だよ あばれ海竜壱岐(いき)の港の 戻りの船はお前を 抱えて ふたり船 運命(さだめ)の恋と 心に決めて今夜この手で 抱いてやる迎えに行くんだ 俺は海竜女ざかりの 五弁の花が風の まにまに 散らぬまに 命あたえて 玄界灘は俺にゃ逢えない 母親がわり祝ってくれるか 夫婦(めおと)海竜親の許しを貰うよに海の 夜明けに 両手を合わ
盆でもないのにどうしたと おれをさすって喜んでお天道様が高いのに 酒のしたくを いそいそとハァー 津軽 津軽 津軽ョハァー 夜行に飛び乗ったわけも理由もあるもんか ばんばの顔が見たくてよ お前はちゃかしでめんこくて ジョンカラ聞かせりゃ よう寝たと遠い昔のことばかり 何度も何度も繰り返すハァー 四十(しじゅう)をいくつか超えてもよハァー ばんばの心(むね)ではよ童子(わらし)のまんまと 肩すくめ 地
おめでとう おめでとうおまえも嫁も 元はと云(い)えばちがう親(ひと)から授かってほんの小さなきっかけだけでここにいるのが不思議な縁(えにし)味なもんだね 異なもんだああ 縁歌(えんか)だね ありがとう ありがとう旦那も俺も なかなか会えぬちがう仕事場(ところ)で頑張った女のチカラが男の夢をここに引き寄せ明日(あす)を語らう綺麗な女(ひと)さ 良(い)いもんだああ 縁歌(えんか)だね いつまでも いつまでも幸
頬の涙は ぬぐえば 消える消えぬ あの夜の 恋未練愛して下さい もう一度汽笛がボー 涙がボロッボロー船も波止場もブイの灯もみんな 泣いてる 夜桜海峡 闇に一粒 お酒の文字が風に転がる 泣き屋台一人じゃ淋しい 桜道汽笛がボー 涙がボロッボローリストバッグの 手鏡もあなた 欲しがる 夜桜海峡 波に抱かれりゃ 二十日の月も三日三晩で 満つるのに逸れりゃ 女は夜叉になる汽笛がボー 涙がボロッボロー季節はずれの
吹き荒れる風もひと山越えれば 丸くなる人生もまた そんなもんだよ上り下りの 道だけど粛々と 粛々と歩いて行こうよ 運命道 ゆうべ見た星も今夜はなみだの 雲の中人生もまた そんなもんだよ夢は見るたび 新しい粛々と 粛々と歩いて行こうよ 運命道 路地うらの花も自分の季節を 知っている人生もまた そんなもんだよ冬はかならず 春になる粛々と 粛々と歩いて行こうよ 運命道
抱いて下さい あの日のようにあなた恋しい 路地灯かりささいなことばの すれちがいあれっきり あれっきりひとり ため息 手酌酒女の 女の とまり木挽歌 背中合わせの 温もりだってあればおんなは 生きられる横顔ちょっぴり うす情けあれっきり あれっきりひとり 頬杖 手酌酒女の 女の とまり木挽歌 なみだ嫌いが 涙に濡れて雨のせいだと またなみだ日増しに逢いたさ 増すばかりあれっきり あれっきりひとり 夢待