太陽に炙られて這い回る蜥蜴のようだ忙しい足並みで闇雲に年を重ねた いつの間に磨り減って鈍くなるこの胸さえも蒸しかえす郷愁が薫っては少し騒いだ 結末忘れた映画みたいこの青さはあの日の続き?わからない少年期特有の熱のその痕跡を辛うじて辿ろう あの夏の幽霊は声もなく僕の記憶を揺らして今もまだこの道に冷ややかな影を落としている さりげない焦燥が風に解け薄れゆくのを感じては手繰り寄せるようにまた思い出と伴に痛みを確
マニュアルもない自律飛行空間を飛び越えるドアも夢のままさ 変わらないよ僕らばっかが大人になる エレベーターホールは人の波で非常階段を駆け下りていく君に会いに行こう2段飛ばして加速する 乱暴な靴音 後者を上履きで飛び回っていたあの頃と同じだなあ 誰もが憧れた 夢のようなあのドアで今すぐ傍に行けたらいいのにオフィスビルを出れば 暮れる気もない夏空絡みつく空気を蹴散らしながら走り出す 取り出しやすい会社のカード
僕らはずっと間違っていまも愛だとか探してる(あの日見かけたアレが多分そうだろう) ズレたヒントを片手に今日も、ベッドの中で探してる(今もレベル0の心が)だれも知らない腐りかけの傷跡が馬鹿げた願いを どうして 忘れられない言葉が日々が笑みが君が僕がぼくら、が 優しくはなれないけどその手に触れてもいいのか友達にはなれないけど笑いかけてみていいかな さよならは言えないけど消えてしまうその日までヒーローにはなれな
映画の最後の場面に はじまる音が鳴り出す 初めはふいに訪れ 別れは音の洪水のよう かき乱し振り返る 隣りにあるはずの日々流星を探しても 見逃してばかりで でも 「現れてまた消えるそれが全てだよ」ときみは今どこで言うの? どれだけの悲しみも 別れも追いつけないあのとき流れた星 瞬き、思い、速く 過ぎ去る音は激しく痛みのない振りで泳ぎきる 苦しくて切なくて 何も思えなくて ただ面影を重ねたり 一人よがりの日々 ま
震えて振れて触れる落し物探し物失くした物は浮かんで浮いて光る夜が鳴って夜が泣いてるような 零れてく羽の様に踊る波の上 最期の鐘が打ち鳴らされて全ての事が霞んで消えて朝の光が優しく照らしそうなら良いなそうだったならと 描いて描いてなぞる指先で追いかける音の道すじ読み方のわからない綺麗なだけの声を待って声を待っていたいのに 繰り返し髪を撫でる滲む白の上 残されたのはただそれだけで本当のほんとは此処には無くて土に
白いイヤホンを耳にあて 少しニヤッとして合図する染み込んだこの温度が ドアをノックした瞬間に 溢れそうになるよ「まだ視えない?」 目を凝らして臨む争奪戦あの日躊躇した脳裏から「今だ、取り戻せ」とコードが鳴り出しそう 愛しくて、辛くて、世界を嫌ったヒトの酷く理不尽な「構成」 肯定していちゃ未来は生み出せない 少年少女前を向く 暮れる炎天さえ希望論だって「ツレモドセ」「ツレモドセ」 三日月が赤く燃え上がる