命がけやねん 何にもいらへん捨てたらいやや あんた指輪をはずして 男に渡すこりない かおるの 貢ぎ癖夢を見て 夢を見て 泣いたけど誰にも迷惑かけてへん唇 かんだ 可愛い女 やっとお店を まかせてくれたとこぼした うれし涙十年近くも 日陰に咲いてどこまで みゆきは お人よし恨まずに 恨まずに 惚れぬいてそれでも まだまだ いらたぬとひとすじ尽くす 可愛い女 ほんま阿呆やねん 似たものどうしや乾杯しよか 
雪になりそな 夜やから暖簾をおろして 父娘(おやこ)で 呑もか添えぬお人に 惚れぬいて意地を通した 親不孝口にだせない 詫びがわりお酒 注ぎたす カウンター 四十代(しじゅう)なかばで この俺を残していったと ため息ついてお酒 はいれば 母さんの思い出ばかりや そればかり外は小雪か 夜も更けて親の惚気(のろけ)に 目がうるむ 梅も凍える 如月(きさらぎ)に灯りがこぼれる 裏街通り酔って眠った父さんに赤