アイ — 沼倉愛美

もう充分なんだよ
二度とない瞬間は手に入れたと
永遠でないことは
諦めがつくと思っていた

靴も脱いだ裸の私が
鏡の中見つめては問いかけてくる

焼き付いた景色は続いてる
時間は有限に消えてく
まだいけるだろ

想像をずっと超える感情がそこにはあるのさ
どうしようもなく願う 幸せにしたい
この蜜の味に憑りつかれた奴のなれの果て
仕方ないよ、この音を
愛してしまった

出し切ってからっぽに
素晴らしい!だからそろそろいいんじゃない?
評価する視線から
逃げたって罪には問われない

ちらつく残像振り払う私を
見つめ返す声がまた問いかけてくる

見え透いた意識は歪んでる
時間は平等に過ぎてく
捨てられるのか

本気にやっとなれる戦場はそこにあったんだ
行き着いたなど驕り 尽きはしない期待
この甘い毒に棲みつかれた奴の道の果て
仕方ないよ、このアイを
見つけてしまった

「私」とは?
「自由」って何?「未来」はどこから?
答えを持ってない人は生きていけないの?
不確かなモノの中にしか見えないもの
君となら、信じるから私は歌うよ

想像をずっと超える感情がそこにはあるのさ
どうしようもなく願う 幸せにしたい
この蜜の味に憑りつかれた奴のなれの果て
仕方ないよ、この音と
瞳逸らさない君を
愛してしまった