見送り駅 – 氷川きよし

人が動くは 働きと
お袋見ていて そう思う
見送り駅で 茶封筒
お袋 大事に使います
家を離れて 夢追いかけて
酒に飲まれて あゝ一人泣き
ささくれ指を思い出す
お袋ごめんよ まだ頑張るよ

上り下りの 峠道
何処へ向かうか この人生(みち)は
胸に掬って 迷い猫
同じ命と暖める
愛を遠くに 置いてきぼりに
健気心に あゝ甘えきり
信じてずっと待ってると
あの人ごめんよ まだ頑張るよ

人が夢見りゃ 儚さを
否が応でも 知らされる
運の良い奴 悪い奴
誰に当たればいいものか
街に暮らせば 淋しいことも
心細さに あゝあるけれど
いつでも帰っておいでよと
故郷(ふるさと)ごめんよ まだ頑張るよ

お袋ごめんよ また頑張るよ