夜雨(よさめ)に浮かんだ 五山(ござん)の送り火暦もわずかで 夏が終わりますあなたいいのよ これでもう覚悟していた 恋だから未練を叱って 紅(べに)を引く涙も濡れます 雨の二年坂女の倖せ 夢みたこの坂重ねた素肌は 熱さ忘れない見えぬ絆に 導かれ別の私を 知りました人混み紛れた 蛇の目傘涙が落ちます 雨の石畳鐘の音(ね)染み入る 心の隙間よ思い出束(たば)ねて 明日(あす)に帰るだけ添えぬ同士の 道
すみれの花が 咲く頃に思い出します お父さん弱虫な私に 泣き虫な私に明日(あした)はきっと 良(い)い日になると勇気をくれた その言葉…心に響きます お空を見上げればまんまるお月様 笑っています夕暮れ時の 帰り道思い出します お母さんくよくよしてみても 仕方ないよと笑顔でいれば 福が来るよと安らぎくれた その言葉…心に響きます お空を見上げればまんまるお月様 笑っています喜びくれた その笑顔…心が