プラタナスの落葉が秋風に舞う並木径あの日ふざけながらあなたと歩いてた夢だけを話してたちっぽけなあのカフェテラス目を閉じれば微笑むあなたがそこに居るわ足早に過ぎる耳に響くメロディAi ya ya…懐かしい歌が綴る景色だけがAi ya ya…はじめてルージュをつけて口唇を隠して 会った“綺麗だよ”と告げるあなたに揺らめいたチャペルの鐘が聴こえ空が紅く染まる頃は同じ夕映えを見ているわ あなたもきっと温(
上手な嘘をついて どうか今は泣きたくなるくらい 壊れかけの恋はぐれそうな瞳はあなたを見ているけどわざとそらす横顔があわててる街はワイン色 移り気な風が吹き並べた肩も 離れてくだけ背中越しに疾る切なさあなたに…あなたに…追いつけない気楽に落ちた恋じゃなかったから悲しみ刺さるほど 痛み出した胸約束なしにくれた細い指輪を抜けば不意に涙 とめどなく あふれてくる夢もワイン色 さわがしい人波にあなたを連れて
気付いてた 心の変化に抱き寄せる腕が弱いジェラシーのひと破片(かけら)もない嘘つきな目をしても名前のない他人の顔で振り向く瞬間(とき)がこわくて掴んだシャツの胸にさよならと掠(かす)れる声をあてた返事(こたえ)のない静けさモノクロに変えてく最愁夜戻りたい 昨日のすべてに始まりの夜の舗道ジョークさえ本当になった散らばった星の下最後になる予感のままで戸惑う気持ち 隠して心と裏腹でもさよならと掠れる声を
夢にまであふれてあなただけみだれて恋に揺れる心止められないままひとつの夜をあなたは忘れてこの胸の果て ほどけたぬくもりうつむくよりも 打ち明けながら迷った瞳あずけて 思いを遂(と)げたいあなたに逢える胸さわぎ抱くだけでもう一度 綺麗になれそうだから夢でしか逢えないあなたしか見えない恋の足音さえ消されそうなまま優しい声が今は懐しい一秒ごとに覚えたしあわせ逢えない為(せい)で失うのなら一番好きなルージ
あの人を奪ったのはあなたのせいと泣き出し突然 受話器を切った言い訳を拒むように彼女(あのこ)の言葉 悲しいけど想い出はなぜ こんなに優しい明日からは 違う道 選んだのにいつも一緒に歩いてたね二人が出逢った日から同じ人に憧れたのもきっとはじめてじゃなかったはず窓際に掛けた写真恋にも照れてた頃ねふざけてる隙(すき)に撮られて怒ったあの日が今も彼女(あのこ)の声が 震えたのは私の弱さ 気付いているからど
眠った振りして 頬づえついてる隣りで あなたは誘った映画は悲しい言い訳増やすばかりだわ気まずい二人を追い込むように今エンドマークが流れ始めてゆくけどもう一度 伝えてこのラストシーンのように淋しさを越えてゆける 勇気をもう一度 見つめて肩を寄せ合い 出てゆく恋人達に負けない 最後の笑顔でざわめき始めた客席今夜の二人は動けず涙のすき間にあなたの溜息深く響くだけ“手遅れなんだ”と呟く横顔に遠いあの頃探す
その気になれないあなたの手を無理やり引っ張って陽気な街角へと感じるままに呼吸したくて時々 あなたをほのかに乱すけどあきれた顔で 睨みつけてるそんな仕種も眩しくてタンバリン…素直な鼓動だけ 鳴らしてる恋の胸は未来へつなぐ風の中で見守って このままで目覚めたときめきがその胸にボタンがわりの夢をかけ始めているわ身勝手過ぎたら叱っていいガラス細工の玩具(おもちゃ)に触れるようにあなたが思う 全てが解(わか
誰かを愛するため生まれてきたの 皆んなときめきがあの空に輝くまで流した涙さえも希望に変えてくのよ永遠を追いかけながらあふれる想いは星座のきらめき心を閉じ込めないでねキラキラとこぼれ出す思い出夜明けに運びたくて本当の夢見るため走ってゆくの 誰も駆け足で 悲しみを追い越すまで明日に願い込めて後悔 恐れないで微笑みを抱きしめながら囁く言葉で何かが始まる優しさ ポケットの中にどこまでも 終わらない冒険手探
防波堤にもたれているあなたを見てるとさよならが嘘みたいね逆光線 集めながら幼な馴染みの少年の顔今でも焼きつけて凪ぎ風の町から今夢を描き 旅立つの一言も好きと言えず見つめて来た 私を越えて海鳥が舞う青空 あなたは見上げて“ごめんよ”と振り返った瞳の中 少し 濡らし差し出した手を握りしめてく拳を忘れない輝いた素顔のままあなたらしく 生きてみてこの場所で この町から見守ってる 私のために凪ぎ風の町から今
時々 あなたの瞳は風のように 遠くをさまようけどこの愛 置き去りにしたまま急がないで 明日へと心と心 刻みながら 生きたい二人の時間 寄り添うようにいつかあなたの安息(やすらぎ)になれる日まであきらめないで 振り向いてみてあなたがいるから あたたかい震えそうな 黄昏も知らずに私を変えてく愛し方で 幾つもの夜を越えあなたはがむしゃらに生きてく止まる事も 出来ないで心と心 呼び戻して 抱きしめてあなた
あの日のふたりは 愛を傷つけ合う日々についやした小さな過ちでさえ 幼い強がりが邪魔をして 許せないままあなたを忘れるためにだけ 恋してもあなたを愛して生きていた 今日までもう一度 出会える事を 心で祈ってた おかしいねあなたも同じ気持ちで 私を探したと抱きしめたもう迷わないあなたを愛するためにだけ 生きてゆくその手のぬくもり 確かめて歩きたい私を愛するためにだけ 生きていてその手の強さを なくさず