水の中にも 花が咲く北の大地の 湖にあてもないまま 支笏湖へ爪の先まで 凍らせて辛い心で 見る空は晴れているのに 涙雨もしもあなたに 逢えるなら今の全てを 捨てられる何を思うか 支笏湖で愛を返して もう一度胸を激しく 傷めても想い出だけで 暮らせないいっそ憎んで 嫌われてひどい別れの 方が良い一人旅です 支笏湖へ愛が消えても 生きて行く広いこの世の 片隅で夢のかけらを 抱きしめて
哀しい恋に さよならを告げて振り向けば夕陽が 染める街今度も傷つき 終ったけれどひとつ大人に なれたからポケットを 探してみれば明日への 切符一枚札幌始発の「すずらん」で旅立とう 幸せを探しに心の隅に あの人がいても少しずつ忘れる つもりです本気で愛して 終った恋はきっと何かを くれたはずトランクに 希望を詰めて始発に 間に合うように地球岬へと 続く道幸せの あの鐘を鳴らそうポケットを 探してみれ
あの日の愛は幻ですか走る氷見線 海の上はるか大空 立山も涙で曇って みえませんあなた恋しい雨晴(あまはらし)みれん晴れない ひとり旅しぶきに煙る 男岩松が根をはる 女岩遠く離れた 影ふたつ添えない二人に 似ていますあなた温(ぬく)めて 抱きしめて霙(みぞれ)まじりの 風が吹く夕ぐれ迫る 砂浜でぬいた指輪を うずめます波が足あと 消すけれどどうして面影 消えないのあなたに逢いたい 雨晴(あまはらし)
命結んだ この糸で愛と云う名の 帯を織るそれも今では 夢ですね強くなかった ふたり共おもいで連れて 涙を連れて定山渓に 立ち尽くす凍りつくよな 北の空肌を突き刺す 風の群れあなた忘れて 生きるには募る未練が 邪魔をする一日だけの 旅なのにまるで一年 いるようでお酒飲んでも 寝れもせず泣いて心が 晴れました運命(さだめ)悲しい めぐり逢い好きとつぶやき 切る縁(えにし)春は名ばかり 湯気までこごえ定
涙色した 哀しみを抱いて魚津(うおづ)の 港町消えた面影 また揺れてまるであなたは 蜃気楼(しんきろう)あゝ 後ろ髪引く 波ばかり肩を寄せ合い 海鳴りを聞いたあの日の 富山湾心変わりも 気づかずに恋は儚(はかな)い 蜃気楼(しんきろう)あゝ 罪なだけです 優しさは遠いあなたが 恋しくて命ふるえる 日本海なんでこの手に つかめないまるで幸せ 蜃気楼(しんきろう)あゝ 別れせつない 波しぶき
雨にしめった 讃美歌のうたが流れる 浦上川よ忘れたいのに 忘れたいのにおもいださせる ことばかりああ 長崎 長崎の 夜はむらさき誰かあなたを 見たと言う噂話が 泣かせる波止場おもいこがれて おもいこがれて待てばやせます ひがみますああ 長崎 長崎の 夜はなみだ霧にうるんだ 眼鏡橋そっとのぞけば あなたが見えるそんな気がして そんな気がしてひとり渡れば 胸いたむああ 長崎 長崎の 夜はむらさき
夢の続きはおしまいですか全て白紙にかえるのですかもしも叶うなら この体投げだしてついて行きたい閉じたまぶたにあなたが映る別れ話を打ち消すように汗がにじむ程 もう一度抱きしめて映画のように恋はいつも 背中合わせ追えば追うほど 手の平返すふりむけば ヨコハマ くちびるが淋しいふりむけば ヨコハマ 置いてきぼりね港離れる外国船をひとり見送るホテルのロビーあなたここに来ておもいではいらないわ悲しすぎるわめ
思い出少し 鞄に入れて東京棄てて 私は行くわ悲しいくらいに夢を見たのよ ばかでした終着駅に もうすぐ着くわ恋が終わります燕三条 雨が降る 思い出流れてゆくわ燕三条 雨が降るみんな みんな 流れてしまうわ私の肩を 優しく抱いて何度も嘘を あなたはついた嘘でもよかったそんな暮らしも 好きだった終着駅で 降りたらそこでひとり暮らします燕三条 雨が降る 夢まで流れてしまう燕三条 雨が降るどこへ どこへ 流
夜の新宿 裏通り肩を寄せあう 通り雨誰を恨んで 濡れるのか逢えばせつない 別れがつらいしのび逢う恋 なみだ恋夜の新宿 こぼれ花一緒に暮らす しあわせを一度は夢に みたけれど冷たい風が 二人を責めるしのび逢う恋 なみだ恋夜の新宿 裏通り夜咲く花が 雨に散る悲しい運命を 占う二人何故か今夜は 帰したくないしのび逢う恋 なみだ恋
街に少しだけ 雪が降りだせばいつもより早く 灯りが点り出す通り過ぎて行く 季節引き止めてあなたとの時間(とき)を まだ過去にしないで胸がときめく夜 夢があふれる夜出逢ったことさえも 奇跡に思えるの素敵な恋になる そんな予感がするのよ愛をあなたに贈るメリー メリークリスマス街で一番の ツリー見上げたら教会の鐘と キャロルが聞こえるのそっと祈ったわ だってロマンスは始まったばかり 守って天使たち胸がと
水の中にも 花が咲く北の大地の 湖にあてもないまま 支笏湖へ爪の先まで 凍らせて辛い心で 見る空は晴れているのに 涙雨もしあなたに 逢えるなら今の全てを 捨てられる何を思うか 支笏湖で愛を返して もう一度胸を激しく 傷めても想い出だけで 暮らせないいっそ憎んで 嫌われてひどい別れの 方が良い一人旅です 支笏湖へ愛が消えても 生きて行く広いこの世の 片隅で夢のかけらを 抱きしめて
あなたが暮らす 町の灯が波間の向こうに また揺れる逢いたくて 逢いたくて あぁ逢えなくて瀬戸内 多度津(たどつ)は みなと町噂に負けて 散った恋別れせつない 波の音最終フェリー 桟橋で今夜も見送る 私です酔いたくて 酔いたくて あぁ酔えなくて瀬戸内 多度津(たどつ)は みなと町涙ににじむ 島の影ひとり止まり木 浜酒場愛していても 女には越えてはいけない 海がある渡りたい 渡りたい あぁ渡れない瀬戸
小諸の城跡 千曲の流れすべては遠い 夢の中身を尽くしても こがれてもさだめに勝てない 恋だから一緒に歩いて 行けないの‥‥女がひとり 信濃路ひとり心に絡んで 縺(もつ)れた糸を断ち切るための 旅なのに霧雨けむる 善光寺優しい眼差し その胸に抱かれて泣きたい 思い切り‥‥女がひとり 信濃路ひとり哀しいときには ひとしお沁みる野に咲く花の いじらしさ寥科・安雲野 まよい道涙のいたみが うすれたら明日(
川の流れが 秋に染まる真っ赤な紅葉(もみじ)の 花筏(はないかだ)あなたに何も 尽せなかったきっと重荷に なってた私逢いたいなんて 迷惑ですねひとり身を引く 湯西川(ゆにしがわ)もしも涙で 書けるならば書かせて下さい 詫(わ)び状をあなたの愛に 包まれながら過ぎたあの日が まぶたに映る今更遅い 悔んでみても風が冷たい 湯西川(ゆにしがわ)雪見障子(ゆきみしょうじ)に 点(とも)る灯(あか)りひとり
息を呑むよな 景色さえ涙で見たなら 霞んで見えるあんなに優しい 笑顔の裏で別れを決めて いたなんて長瀞橋に たたずめばせせらぎしみる 昇仙峡ふたり何度も 話し合い埋められなかった 心の溝は無理にもあなたを 引き止めてたらできたでしょうか やり直し二度とはもとに 戻れない流れる水か 恋の川響く大滝 見上げれば私のことなど 小さく見える心の痛みを 飛沫で流し明日へ一人 生きて行く笑顔でいつか この路を
桑港(サンフランシスコ)のチャイナタウン夜霧に濡れて夢紅く誰(たれ)を待つ 柳の小窓泣いている 泣いている おぼろな瞳花やさし 霧の街チャイナタウンの恋の夜桑港のチャイナタウンランタン燃えて泪顔ほつれ髪 翡翠の篭よ忘らりょか 忘らりょか 蘭麝(らんじゃ)のかおり君やさし 夢の街チャイナタウンの恋の夜桑港のチャイナタウン黄金門(きんもん)湾の君と見る白い船 旅路は遠い懐しや 懐しや 故郷の夢よ月やさ
ハー ハワイみどりの夜月も宵から波間に燃えてああ パパイヤは 仄かあまく君慕う ウクレレやさしの ハワイああ ハワイハー ハワイ君待つ夜つきぬ思いに花さえ咽(むせ)ぶああ ささやくは 風か波かひとり漕ぐ 独木舟(カヌー)よいとしの ハワイああ ハワイ
たったひとことさよならをそっと手紙に書きのこし夜の明けない駅までの道を歩いてゆくわたしあの日ふたりですごした町は小槌(こづち) 大槌(おおつち) 吉里吉里港愛はかなしみ 愛はまぼろし許してくださいあなた ああ…あなた…きっとあなたの優しさを旅の途中でおもいだし空を見あげて泣くでしょう口を押さえて声もなく灯りなくして行き場もすてた小槌 大槌 吉里吉里港悪いわたしを 雪が打ちます忘れてくださいあなた 
白い浜辺をひとり歩けば泣いてくれます亘理の砂が蔵王おろしか舞う風花(かざはな)か遠くかすんでにじみます愛は突然にガラスの器のようにもろく傷ついてこわれて消えた生きれば悲しみ増えるだけですかわたしの明日はどこですか髪も凍えるわたしの先に光りまぶしい鳥の海あの日あの人は心を変えてしまったふたり積み上げたすべてを捨てて教えてほしいの阿武隈の川よ別れの理由を今すぐにいつか春が来て桜が空をそめてもずつとこの
若い希望も 恋もあるビルの街から 山の手へ紺の制服 身につけて私は東京の バスガール「発車 オーライ」明るく明るく 走るのよ昨日心に とめた方今日はきれいな 人つれて夢ははかなく 破れてもくじけちゃいけない バスガール「発車 オーライ」明るく明るく 走るのよ酔ったお客の 意地悪さいやな言葉で どなられてホロリ落した ひとしずくそれでも東京の バスガール「発車 オーライ」明るく明るく 走るのよ
潮来花嫁さんは 潮来花嫁さんは舟でゆく月の出潮を ギッチラギッチラギッチラコ人のうわさに かくれて咲いた花も十八 嫁御寮(ごりょう)潮来花嫁さんは 潮来花嫁さんは舟でゆく夢をいだいて ギッチラギッチラギッチラコ好きなあの人 東京育ち私しゃ潮来の 水育ち潮来花嫁さんは 潮来花嫁さんは舟でゆく花の都へ ギッチラギッチラギッチラコ別れ惜しむか よしきりさえも泣いて見送る 葦のかげ
思えば遥かな 道のりをただひとり歩いてた 遠い日々過ぎゆく季節の その中でいくつものめぐり逢い 重ねたのあなたと笑い… あなたと泣いて…あなたと夢見て… あなたと生きる…もう迷わない もう悩まない倖せに寄り添って 歩きたい例えば傷つき 泣くときも微笑みはいつの日も 忘れずに冷たい雨降る そんな夜はおだやかな明日の日を 信じるのあなたと笑い… あなたと泣いて…あなたと夢見て… あなたと生きる…もう離
涙どんなに 流してみても過ぎたあの日は かえらない別れるための 旅なのに面影ばかり 浮かびますひとり松島 未練がつのるあなたにも一度… 逢いたくてふたり暮らした 小さな部屋もなぜか今では なつかしいあなたに逢えて よかったと心でそっと つぶやいたひとり松島 心が寒い小雨に濡れてる 五大堂潮の満干(みちひき) 男と女夢がどこかで すれ違うあなたと買った 鉢植えは枯れずに花が 咲きますかひとり松島 思
夢なかばでは 戻れない今は異国と 呼ぶふるさとへ横浜(ハマ)の波止場で あの船に乗り渡った島は 海の果て…遙か日本の 山や川想い出します 黄昏のタンタラス今日の出船はヨー メリケン行きか赤い夕陽に アロハ・オエ暮れゆく丘で 里便り読めば浮かぶよ 故郷(こきょう)の友が夜空彩(いろど)る 花火も散って祭りのあとの 静けさか…むせぶ汽笛の 淋しさに涙あふれる 黄昏のタンタラスどんなにつらい 出来事も時
いつも女は 泣くために誰かを好きに なるのでしょうか儚いものです 幸せは波に崩れる 砂の城虹の松原 どこまで続く消せぬ未練に たたずめばかすむ涙の 鏡山(かがみやま)砂につまずき 膝をつく思わず呼んだ あなたの名前鴎よ誰かに 恋をして泣いた夜明けが ありますか虹の松原 月日を重ね心ひとつに つないでもいつか寄せ来る 別れ波虹の松原 あなたの胸にもどるその日は 夢ですね潮風(かぜ)に乱れる うしろ髪
帰らぬ恋など 追わないで歩いて行きたい どこまでも明日の道すじ 聞きたくて見上げる空に 岩手富士愛にはぐれた 女には欲しい心の 拠り所あなたに初めて 逢った頃貰った絵手紙 旅便り二人で来る日を 待ちわびた白雪まとう 岩手富士叶わなかった その夢をひとり果たした 北紀行なみだと一緒に 想い出を埋(うず)めた不来方(こずかた) 城の跡みちづれ持たない 旅立ちは心の支え 岩手富士辛い時には ここに来て山
ひとりで旅する おんなの背中泣いているよに 見えますかあなたをどんなに 愛してもいつかこころの すれ違い安芸の宮島 朱色の鳥居胸の痛みを わかって欲しい…感じていました あなたはいつも愛の狭間(はざま)で 揺れていたこんなに小さな 指輪でも捨てる勇気が ありません安芸の宮島 弥山(みせん)に立てば瀬戸は引き潮 涙でかすむ…未練という名の こころの霧はいつになったら 晴れますかあなたを忘れる おんな
分けあういたみ 思いやり愛はひたすら 明日を待つのわき道 より道 まわり道あなたのつけた 足跡に夢の花びら 敷きつめるわたしのまごころ あなたがいのちひそかに胸を うるませて恋は逃げ水 つかめば消える涙をみせずに 泣くことをあなたが教えて くれましたいつもやさしく あたたかくわたしのまごころ あなたがいのちくちびる濡らす
車窓をたたく雨が 雪にかわり想い出も 凍えそうです髪を切ったくせに 鍵も捨てたくせに戻りたいと 胸が泣く置手紙 みつけたら追いかけて くれますか…はぐれ鴎よ どこへ飛んでゆくあゝ あなた恋しい ひとり旅 北夜行やがて入江づたい 灯りゆれて海鳴りも 咽ぶ夜です眠るときはいつも 肩を抱いてくれたあれは遠い
北へ行こうか それとも西かどちらにしても 寒い胸北陸・おんなの ひとり旅列車に揺られ 書く手紙別れは決めた はずなのに書きだす言葉が 見つかりません…心細さか ひと駅ごとに未練がつのる 逢いたさに富山を過ぎれば 糸魚川もう帰れない あなたにはこころの迷い 叱るよに遠くでせつない 警笛が泣いた…人を愛して 流した涙大人になった 気がします北陸・おんなの ひとり旅夕陽が沈む 日本海季節がやがて 変わる