花びらのよう 色づいた萼(がく)紫陽花はそう 偽りの花微笑みに今 沈めた想いさらしましょうか 独り芝居に触れてはいけない 可愛い天女の君守りましょう その優しさをすべて君に返すため 終止符をあの月輪(つき)に映る 紫陽花の残夢(ゆめ)届かない 幻想(まぼろし)よ帰りなさい 幸せに僕は傷と呼べぬ この痛み抱きましょう罪の後先 出会いと別離れ移ろう時は 回り灯篭静寂にほら 君の残り香たどりましょうか 
降る雪に 肩を白く染められ清らかな君の手に 抱かれるよう戯れに踊る 六花は無垢であの日々に 君を帰せて良かった躊躇など何故ある瞳を閉じれば 君が見える覚悟は玲瓏に 僕はここにいる動かぬ想いで すべてを塞き止め盾となり 散る降り積もる雪も いつか溶けてはこの僕も消えて ただ無に帰れる幸福かもしれない瞳を開けても 君が見える覚悟は玲瓏に 静寂は冬の凪ひとつの生涯の 満ち足りた終焉だろう寒雷轟いて 浮か
…どこへ行くんですか?君は永久の刹那よ胸の痛み残す涙満月の雫は媚薬…花の影すり抜けた 迷い蝶がひらりと舞い降りた君の素足 つま先は花びら咎人に似合わない 美しすぎる今宵よこれ以上関わってはいけないと 誰に言う?君をこのまま この漆黒の衣で隠しても隠せない まぶしさ君は可愛い人ですね星を数えながら いつか淡いうたた寝そして君はいけない人ですね不意の慟哭 膝にふれる熱い涙満月の雫は 媚薬足音を忍ばせて