雪どけせせらぎ 八重霞(やえがすみ)春待つ浅野川(おんながわ) 友禅流し瀧の白糸 梅の橋女ひとりの 旅の空…揺れる水面(みなも)に 面影浮かぶひとつ消えては また浮かぶ未練をひきずる 城下町金沢 金沢 古都の春縁切りサルコが 胸を裂くせつなさ募(つの)らす 久昌寺(きゅうしょうじ)夢はうたかた 蛍火か想い届かぬ はぐれ恋…二度と逢えない あの人だけど忘れられない 儚(はかな)さに貴方を忍んで 犀川
仮設舞台で 見初(みそ)めた人としゃもじ叩いて 踊って浮かれ川面(かわも)にネオンが 消える頃女心は ゆらゆらと辛い切ない ないものづくし募(つの)る思いを 那珂川へ博多どんたく 俄雨(にわかあめ)裸締めこみ 男の匂い後(あと)を追っても 叶(かな)わぬ掟(おきて)背中にかかり湯 泡沫(うたかた)の浴衣(ゆかた)一枚 おんな宿辛い切ない ないものづくし掛(か)けて弾(はじ)ける 勢(きお)い水博多