およばぬことと 諦めましただけど恋しい あの人よ儘になるなら いま一度ひと目だけでも 逢いたいの別れた人を 思えばかなし呼んでみたとて 遠い空雨に打たれて 咲いている花がわたしの 恋かしらはかない夢に すぎないけれど忘れられない あの人よ窓に涙の セレナーデひとり泣くのよ むせぶのよ
赤い夕陽は 砂漠の果てに旅を行く身は駱駝(らくだ)の背なに男一匹 未練心はさらさらないがなぜか淋しい 日暮の道よ昨日ラマ塔の 花咲く蔭でチラと見た娘の 似ている瞳男一匹なにも いうまいむかしの夢だ空にゃほのかに 七つの星よ月の出潮は 心が濡れる吹くなモンゴーの 砂漠の風よ男一匹 明日の希望を心に秘めて行けば鳴る鳴る 駱駝の鈴よ
葦の葉かげに よしきり鳴いて利根は日ぐれる 船路は遠い波のしぶきに 帆綱も胸も濡れて月夜の 流れ船呼んでくれるな 潮来の灯り一夜どまりは 情もうすいあとは白帆の 吹く風まかせ恋の積荷が ままならぬ都がよいの 船唄きいてなくな鴎よ 未練じゃないか可愛いあの娘は 大利根そだちかよう心の 流れ船
波の背の背に 揺られて揺れて月の潮路の かえり船霞む故国よ 小島の沖じゃ夢もわびしく よみがえる捨てた未練が 未練となって今も昔の 切なさよ瞼合わせりゃ 瞼ににじむ霧の波止場の 銅鑼(どら)の音熱いなみだも 故国に着けばうれしい涙と 変るだろ鴎ゆくなら 男のこころせめてあの娘(こ)に つたえてよ
紅いマフラーを いつまで振って名残り惜しむか あの娘の馬車ははるかあの丘 あの山越えてゆくかはるばる 流れの旅路旅の一座の 名も無い花形(スター)ビラの写真の さみしい顔よはるかあの町 あの村すぎてゆくかはるばる 流れの旅路紅いマフラーは 見るのもつらい別れ惜しんだ あの娘がいとしはるかあの空 あの星見ては行くかはるばる 流れの旅路
想いあふれて 花摘めば白い指さき 入日がにじむあざみなぜなぜ 刺持つ花かたとえ ささりょとああ 誰か夢なき森の梢(こずえ)に 照る月もくもれ男の 切ない涙つよくあきらめ 忘りょとすれば声が またよぶああ 誰か夢なき愛がまことの 愛ならば慕うこの花 あの花二つ結ぶ都の 優絲(やさいと)柳春よ 輝けああ 誰か夢なき
あきらめましょうと 別れてみたが何で忘れよう 忘らりょか命をかけた 恋じゃもの燃えて身をやく 恋ごころ喜び去りて 残るは涙何で生きよう 生きらりょか身も世も捨てた 恋じゃもの花にそむいて 男泣き
春の花を胸に セニョリータきみと踊りしタンゴ セニョリータ甘き接吻(くちづけ) ギターの囁(ささや)きなつかし想い出に さしぐむ涙月細く 春はゆくとも忘らりょか 恋の宵 紫の夜若き生命かけて セニョリータ燃えて踊りしタンゴ セニョリータ心そぞろな 木蔭の秘めごとほのぼのと薫(かを)りしは 花かよ君か月細く 春はゆくとも忘らりょか 恋の宵 紫の夜
啼くな小鳩よ 心の妻よなまじなかれりゃ 未練がからむたとえ別りょと 互の胸に抱いていようよ おもかげを旅ははるばる 涯てないとても呼べばとどくよ 夜毎の夢に思い出したら 祈ろじゃないかつきぬえにしを 身の幸をさらば小鳩よ 心の妻よ瞳曇るな また逢う日まで帽子振り振り 後ふり向けば暁の野風が ただ寒い
腕の刺青 一心如鏡 どきなやいやい サンピンめ安いよ安い 一心太助 鰹一匹 いい姿なんだ なんだ なんだ べらんめえ銭のある奴ァ 銭のある奴ァヨイショ よそで買え下にいろいろ ある行列は おれの親分 お江戸のさ大久保様の 御登城振りよ 天下御免の 御意見番なんだ なんだ なんだ べらんめえお大名には お大名にはヨイショ 煙たかろ神田育ちの 男の涙 あこぎ野郎にゃ 血がまじるてんびん棒に 命をかけて
暗い浮世の この裏町を覗(のぞ)く 冷たい こぼれ陽(び)よなまじかけるな 薄情け夢も侘しい 夜の花誰に踏まれて 咲こうと散ろと要らぬお世話さ 放っときな渡る世間を 舌打ちですねた妾が 何故悪い霧の深さに 隠れて泣いた夢が一つの 想い出さ泣いて泪が 枯れたなら明日の光りを 胸に抱く
名残りつきない はてしない別れ出船の かねがなる思いなおして あきらめて夢は潮路に 捨ててゆくさようならよの 一言は男なりゃこそ 強く言う肩を叩いて ニッコリと泣くのじゃないよは 胸のうち望み遙かな 波の背に誓う心も 君ゆえさせめて時節の 来るまでは故郷で便りを 待つがよい
光輝く夢サンサンシャイン サンシャイン強く 熱く 照らせサンサンシャイン サンシャインそいつは 明日(あした)への希望命の数だけ サンシャイン yeah他の誰かに無謀だと笑われたってどこ吹く風さ 構うなよ雨が降る日も 嵐の日でも手放すなんて ダメさ光輝く夢サンサンシャイン サンシャイン心 開けばほらサンサンシャイン サンシャインそいつは 君だけの光感じておくれよ サンシャイン yeahコミカルなシ
おれは河原の 枯れすすき同じお前も 枯れすすきどうせ二人は この世では花の咲かない 枯れすすき死ぬも生きるも ねえおまえ水の流れに 何変わろおれもお前も 利根川の船の船頭で 暮らそうよ枯れた真菰(まこも)に 照らしてる潮来出島の お月さんわたしゃこれから 利根川の船の船頭で 暮らすのよ
いくつかの悩み 越えてきて涙の河を 渡ってく生きるって 生きるって 淋しいものですねだから歌がある 夢が湧くだから歌がある 幸福(しあわせ)になろうと優しさを連れてくる 歌がある人には笑顔で 行き過ぎて心の痛み 誰も持つ生きるって 生きるって 厳しいものですねだから歌がある 夢が湧くだから歌がある 幸福(しあわせ)になろうと故里(ふるさと)を浮かばせる 歌がある青春の季節 いちどだけ愛する翼 広げ
どうして僕達 いけないの愛し合ってるのに いけないの燃える想いを かくしてすまして若すぎるのか 僕達二人ああ 太陽と恋とで 一ぱいの湖なんだぜ ビーチだぜエンジンふかして 思い切り君のスキーを 思い切り僕のボートで 引っぱりたいんだ若すぎるのか 僕達二人ああ 太陽と恋とで 一ぱいの湖なんだぜ 水の上教えてくれよな どうすれば君の気に入るのか どうすれば良けりゃ ヨットに 赤い帆はろか若すぎるのか 
くにを出てから ご無沙汰ばかり老いた母さん 達者でいてか春が来る度 花咲くだろか秋が来る度 淋しかないか想いくらして いるんです夢に母さん 顔見た朝はいつも元気で とび起きますよなんといっても 優しい母が僕にゃあるんだ 嬉しじゃないか母の住んでる ふるさとも赤い夕陽が 並木に沈む涙ぐんでる 小鳥もあろに街にゃ灯がつく 今夜も霧か霧ににじんだ その灯を見れば胸に故郷の 灯が点る
すっ飛び すっ飛び すっ飛び野郎その先ァ言うなよ わかってる旅の鴉で スイスイ若くて強くて いい男鉄火娘も ころりと惚れる身軽で気軽で 腕がたつやるならなんでも いのちがけすっ飛び すっ飛び すっ飛び野郎すっ飛び すっ飛び すっ飛び野郎人情にゃお弱い たちなんだそれも承知で スイスイ道中合羽に 三度笠刀千本 降ろうとままよすっ飛び すっ飛び すっ飛び野郎隠密街道 七変化投げる手裏剣 スイスイ連続投
ああ美し国 祖国日本永遠なれよ 栄えよと祈るこころで あがめて祭る伊勢の神宮 いとめでたああ緑濃く 流れは清く御社こそは 祖先より遠く受継ぎ こぞりて強く生くるわれらの あがめ神ああめでたやな 式年遷宮何ごとおわすか 知らねども涙流るる かたじけなさにわれら信ぜん 明日の春
あれが噂の金四郎若い娘が ひとめ惚れ人の泣く声 呼ぶ声を聞けばたちまち 走り出す鬼が出るか 蛇が出るかお江戸 お江戸八百八町を ひとあばれ生まれついての一本気何を好んで 人助け見ないふりして 通るには悪いやつらが 多すぎる鬼が出るか 蛇が出るかお江戸 お江戸八百八町を ひとあばれとっておいたぜ切り札は桜吹雪は 伊達じゃない罪の重さは 憎んでもかける情けの 名裁(めいさば)き鬼が出るか 蛇が出るかお
お前が二十才(はたち)になったら酒場で二人で飲みたいものだぶっかき氷に焼酎(しょうちゅう)入れてつまみはスルメかエイのひれお前が二十才(はたち)になったら想い出話で飲みたいものだしたたか飲んでダミ声上げてお前の二十才(はたち)を祝うのさいいか男は 生意気ぐらいが丁度いいいいか男は 大きな夢を持て野風増(のふうぞ) 野風増(のふうぞ) 男は夢を持て……!!お前が二十才(はたち)になったら女の話で飲み
航空便で すず蘭をもらった事が あったっけすてきな香り 可愛い花房夢に見たんだ 北海道一目逢いたい 一目逢いたいすずらん娘谷間に赤い 灯がついてほのぼの白く つつましくすずらん鳴らす 鐘の音はるか小さかろうと 清らかに一目逢いたい 一目逢いたいすずらん娘スポーツカーで 二人きり山脈(やまなみ)仰ぎ 飛ばしたい朝靄晴れる マリモの湖(うみ)よ大人みたいに 恋じゃない一目逢いたい 一目逢いたいすずらん
泣いているのか 辛いじゃないかお守り人形の 舞妓はん夢ではないか 夢ではないかあの娘が花の 舞妓はんなんて銀のかんざし きらきらと今夜は誰ゆえ 舞扇祗園夜ざくら 木屋町柳匂う灯りの先斗(ぽんと)町春だというに 春だというに本心どすと細い肩寄せたあの日あの夜は 過ぎたまま二人が逢えるは いつじゃやら更けておぼろな 細露地抜けてぽっこり可愛いい 舞妓はん夢ではおへん 夢ではおへん身の上なんぞ かんにん
別れ夜汽車は 汽笛(ふえ)さえ泣いて遠くなりゆく プラットフォーム赤いブラウス さよならしばしいつまで逢えない 二人じゃないになぜに涙の 信号燈一人しおしお 帰ってゆくかあの娘いまごろ 夜更けの街を赤いブラウス いとしゅてならぬ小さな肩先き ふるわせながら星に祈るか 逢える日を待っていますよと 笑ってくれた顔がまた浮く 夜汽車の窓よ赤いブラウス 濡らすな夜霧死ぬも生きるも 一緒の二人なんで誓いが 
忘れらりょうか 別れの日花の写真を くれた娘の青いセーター 袖口で可愛い瞳に あふれる涙こっそりふいてた ああ いじらしさ花はシャクナゲ 湯けむりがあがるランプの 温泉場青いセーター 今日もまたみえて笑くぼも なつかしいとし好きだと手紙に ああ 書いちゃおかあの娘高原 この僕は街の学生 初恋の青いセーター 夢に抱き逢って言いたい 語りもしたい想いに燃えてる ああ 若い胸
~星よりもなおはるかなる君なりと思えど悲し忘られなくて~君、星よりもはるかなり呼んでも呼んでもかえりはしないせめて想いとどけ生まれてはじめて恋をした僕の心の心の人よ あの人よ君、星よりもはるかなり忘れた忘れたはずなのにせつない祈りこめて涙にじませ夢にみる僕の心の心の人よ あの人君、星よりもはるかなりとどけよわが声とどくならせめて便りとどけ生きるちからが欲しいのだ僕の心の心の人よ あの人よ
風に吹かれて やって来た三度笠 粋な奴何故に見せるか 冷たいそぶりだから それ おぼこ娘の 涙がにじむ夢なんだ どうせ俺らは会って別れる旅鴉風に吹かれて 行っちゃった三度笠 いい気ッ風かけた情も 結んでとけてだから それ あだな女の 枕が濡れるぐちなんだ どうせ俺らは会って別れる旅鴉風に吹かれて 淋しそうに三度笠 気まぐれさ言ってくれるな 男の意地とだから それ 浮かぶ面影 いつ消えるやら知ってい
旅に出ろ出ろ 男になれと馬の鈴さえ 血を湧かすケチなわがまま 小意地なもんか清水港も 富士山も知ってくれるぜ 若いんだ森を越え来る お祭り囃子ここも他国か 喧嘩旅故郷へのこした お春が一人泣いているよな 十三夜なっちゃいけねェ 弱気によ北の風吹け 股旅合羽雪と雨とに 濡れてゆく表街道 さて裏街道みんな見ておけ おぼえとけおいら清水の 長五郎
おまえ一人か、連れ衆(しゅ)はないか連れ衆ァごらんの影法師可哀そうだよ、旅人さんは縞の合羽に三度笠そこに惚れたも エエサ、ないもんだ月は照る照る、おふくろさんが見せてくれたもこの月か遠い昔がまたもや浮び瞼おもたい、涙ぐせ別れ別れに、エエサ、誰がした浮世寒風、吹かれてとんでどこへ月夜の渡り鳥男なんだよ、行く道ァあるが笠の小縁に手を掛けてなっちゃねえやと、エエサ、ひとりごと
酒で その身を 洗うのならば何で 以蔵よ 人を斬る破れ単衣の 肩口に赤い天誅の 血を染めて 血を染めて(台詞)あゝ 無学って奴は つれえなあ無学って奴は…だけど 俺ら 飼い犬じゃねえんだ土佐の 土佐のサムライなんだよ…満月(つき)に 映せば 心の弱さ何で 以蔵よ 剣を抜く構え八双の 影落し鴨の河原の 砂利を踏む 砂利を踏む(台詞)あゝ 今夜も 人を斬っちまった人を…よそんな夜は 女を女を抱かなきゃ