祭り囃子が 日暮れる里へ風と流れて 秋が行く都会暮らしは 季節も無いが遠い夜汽車の 汽笛(ふえ)の音(ね)に一人暮らしを終わらせていつか帰ろう ふるさとへ軒に吊るした 雪洞(ぼんぼり)揺れて今も心を 離れない揃い浴衣に べに緒の下駄で踊るあの娘も 嫁いでか瞼とじれば 淋しくていつか帰ろう ふるさとへ祭り終わって 吹く木枯らしに里もそろそろ 冬支度日向ぼっこの お袋さんの丸い背中が 目に浮かぶ積もる