若く明るい 歌声に雪崩(なだれ)は消える 花も咲く青い山脈 雪割(ゆきわり)ざくら空のはて 今日もわれらの夢を呼ぶ古い上衣(うわぎ)よ さようならさみしい夢よ さようなら青い山脈 バラ色雲へあこがれの 旅の乙女に鳥も啼(な)く雨にぬれてる 焼けあとの名もない花も ふり仰ぐ青い山脈 かがやく峰のなつかしさ 見れば涙がまたにじむ父も夢見た 母もみた旅路のはての
逢えなくなった あのひとと名残り 惜しんだ 花散る木影黒髪 くろかみ あのひとのくろかみの 甘い薫りを 偲べば 泣ける大きく夢を 持つのよと僕を叱った さみしい笑顔黒髪 くろかみ あのひとのくろかみに 別れの風が むせんだ あの日幸福だろか 僕のことたまにゃ 思って くれるだろうか黒髪 くろかみ あのひとのくろかみを いまも かなしく 忘れはしない
雨にうたれて ふるえる肩を重ねたふたり 今は遠い日浜辺に寄せては かえす波の音あの日の君は 眩しかったね君の胸元 濡れていた波にされわれ ゆらゆらとダイヤモンドの ネックレス 揺れたあの日よ夏の終わりの 思い出だけど沈む夕陽が ふたりを染めた時は過ぎゆき 永遠(とわ)に誓うあの日のふたりが そこに微笑むわが娘(こ)の指に 虹色の指輪明るく輝け 明日を祈って今はもう秋 過ぎし日よ君と一緒の 幸せを忘
パーティーが終わってふたりっきりで 帰る道は星空へ続いているよいつのまにか ふたりで歩き続けたねつないだ手と手が 離れそうになっても君のやさしさ 変わらなかったありがとう 星のような 君の瞳はきらめくやさしいダイヤモンドめぐり逢う不思議と愛し合った 長い日々を星空はおぼえているよ雨の夜も嵐も ふたりでいたね灯したキャンドル 風が消さぬようにと君の手のひら 守ってくれたありがとう 夢を映す 君の瞳は
流れる雲よ 城山にのぼれば見える 君の家灯りが窓に ともるまで見つめていたっけ 逢いたくてああ 青春の 思い出はわが ふるさとの 城下町白壁坂道 武家屋敷はじめてふれた ほそい指ひとつちがいの 君だけど矢羽根の袂が 可愛いくてああ 青春の 思い出はわが ふるさとの 城下町どこへも 誰にも 嫁かないと誓ってくれた 君だもの故郷に 僕が 帰る日を待っておくれよ 天守閣ああ 青春の 思い出はわが ふるさ