花と毒薬 – 桜井日奈子

誰のための人生かも分からないまま 膝を抱えても
無情 奇妙 卑怯者の大人たちは 助けてくれないさ

賢く美しく 適度にズルくなきゃ
生きられない世の中に 大した価値はないけど

「私を守れるのは私だけ」
邪魔なんて許さない

綺麗な花にも時に毒がある 甘い罠で誘ったなら
後悔するほどに 狂わせてあげる
唇に赤を 心に鋼の鎧をまとったなら
全部壊してしまいたい

鍵をかけて暗い闇に閉じ込めても 私は縛れない
泣いて 泣いて 助けてって叫んだ日々に サヨナラするために

濡れ衣も理不尽も とっくに慣れてるわ
本当に弱いのは 強がってるアンタの方さ

なにひとつ怖くない 罪を重ねても

絡繰少女は今日も夢を見る 涙で錆びついたまま
可哀想ね 代わりに羽ばたいてあげる
他人は他人よ 与えられないなら 探しに行くだけだわ
夜は私を裏切らない

悲しいわけじゃない 寂しいわけじゃない ああ 満たされなくても
エゴと嘘で出来た愛なら要らない
綺麗な花にも時に毒がある 甘い罠で誘ったなら
後悔するほどに 狂わせてあげる
私の痛みを 叶わぬ願いを
もっと思い知ればいい 全部壊してあげるから