海も山も川もあるけれど今の私のからだには飛べる翼も泳ぐ尾びれも何も見えない 今では人生は くり返しもっと自分を 見つめて上る階段 まだ長いけど今の私は 踊り場夢も夢も夢もあるけれど今の私の階段は螺旋階段 駆け上っても脱げたサンダル また戻り人生は くり返しもっと自分を 信じて私は私 あなたはあなたいつか夢見て 生きるの空も風も月もあるけれど今の私のこころには人のやさしさ 人のきびしさ愛と感謝にみえ
てっぺんになれ!がむしゃらに決めた道を よそみしないで進む薩摩の空は 大きな海は やさしく見つめてる夢ばかり 体中に あふれる男の達(だち)それぞれの想い 負けじと語り俺は どうなんだ?と叫ぶ幾年過ぎて 都会の冷たい 風雪に押されてもてっぺんになれ!父の声 いっぱしになれ母の夢契りと誓いの三つの手を 心の中に留めきばれきばれと 自分に聞かせ 孤独と戦う日々旅路の中でつかんだものはちっぽけな俺だった
やっぱり一緒に 行けないとホームで泣いてた 細い肩浮かぶ面影 抱き寄せりゃあの日と同じ 雪が舞う二人がどんなに 愛してもこの手に奪えぬ 風花の女(ひと)世間に隠れる 恋ならばなおさら心は 燃え上がる忘れられない 名を呼べば男の胸が また痛むうつ向く横顔 後ろ影も一度会いたい 風花の女(ひと)棘(とげ)ある噂に 今頃は震えていないか ただひとりあの手離さず あの汽車に乗れば良かった ふたりして本気で
会いたさ見たさが 今さらつのる浮かべる面影 桜島男の夢を あきらめきれずひとりおまえを 置いて来た離れていても 心はひとつ忘れはしないよ 鹿児島慕情おまえの涙か そぼ降る小雨泣いてはないか 淋しさに最期の夜に この手にすがり連れて行ってと 困らせた離れていても 心はひとつ迎えに戻るよ 鹿児島慕情肩寄せ歩いた 天文館よあれから何年 過ぎたのか胸まで寒い 都会の夜は夢でおまえを 抱き寄せる離れていても