さくらはさくらの 花がいいゆりにはゆりの 花が合う決まっているのさ 初めから自分らしく 俺らしく人には似合った 花がある自分の花を 咲かそじゃないか背伸びはしないで 見栄張らず身幅を変えず 無理をせず隣りと比べて 何になる自分らしく 俺らしく借り物ではない ただひとつ自分の夢を 咲かそじゃないか他人に越されて 嘆かずに歩幅を変えず 淡々と休まず腐らず 振り向かず自分らしく 俺らしく咲く日は必ず き
おとこ花道 駈(か)け出すからにゃ踏まれ蹴られは 覚悟だぜ勝つか負けるか 人生勝負…むかう嵐に 眉あげてグッと呑みほす 門出酒惚れたあの娘(こ)は 花なら蕾(つぼみ)俺に咲いたら 刺をもつ別れ涙か 遣(や)らずの雨か…わざとつれなく 背を向けて未練たちきる 門出酒人の値打ちが 生きてく道が浴びたうぶ湯で 決まるのか何も言うまい 憂き世のことは…誠ひとすじ この命賭けて明日(あした)へ 門出酒
あなたひとりの 身体じゃないと傘をさしかけ 濡れる女(やつ)惚れたのさ…惚れたのさ…そんなおまえに 惚れたのさ…俺の命に すがって咲いたなさけ一輪 まごころの花酔ってつぶれた あの日の俺をそっと支えた 細い肩惚れたのさ…惚れたのさ…返しきれない 借りがある…雨に嵐に 散らせるものか守りぬきたい まごころの花梅の小枝に おみくじ結びはしゃぐ姿の いじらしさ惚れたのさ…惚れたのさ…明日(あす)もおまえ
じっとしてろと 叱っても軽い風邪だと 無理をする紅いサルビア 日照りの道に揺れて咲いてる 微笑むようにおまえみたいな 愛しい花だよ夢を一緒に 見させてと安いおもちゃの 指輪して愚痴も言わずに 尽くしてくれる俺に賭けたと はにかむおまえ紅いサルビア かわいい花だよなぜか照れ屋で 赤くなるいつも小走り 付いてくるそんなおまえの 仕草が可愛いそばでいつまで 咲いてて欲しい紅いサルビア 可憐な花だよ
振り向きゃ聞こえる… 青春時代おまえも俺も みんな若かった恋した分だけ ふられてもあの日の涙が…明日(あした)へ生きてく 力になったいい歳重ねた 仲間じゃないか「人生」ってさ 結構楽しいものがたり桜花(さくら)が吹雪(ふぶ)けば… 卒業(わかれ)が浮かぶ希望に燃えて みんな巣立ったな気がつきゃしょんぼり ひとり酒元気を出してと…ゆきずりのれんに 咲いてた花よ今では自慢の 女房じゃないか「人生」って
「苦労かける…」と 肩抱き寄せりゃおまえの涙を 夕陽が染める…ありがとうおまえいたから 人生あらし何度耐えたろ 越えただろ夫唱婦随(ふしょうふずい)の 縁歌の旅路「寒くないか…」と こぼれる雪を払えば可憐に 黒髪揺れる…あたたかい愛のぬくもり 羽織れる暮らし冬が傾き 春の花きっとほころぶ 縁歌の旅路「ついて来るか…」と 振り向くたびにおまえはやさしく 微笑み返す…うれしいよ生きる勇気が 背中を押し
夢をのせた 列車は街の明かり 見えない望み遠くなるほどに浮かぶあの幼児(ころ)今はただすがりたい一人残した母へ帰りたい ふるさとへ涙こらえて願う帰りたい ふるさとへ 夢遠きふるさと遠い空から 見守り愛をくれた ゆりかご忘れないでいつまでも母の笑顔を今はただ抱きしめて数えきれない愛にいつの日か また帰る明日(あす)に夕暮れ染めていつの日か また帰る 流れ星見つめて今はただすがりたい一人残した母へ帰り
山の向うを 吹く風が遠い思い出 連れて来る故郷離れて 幾年(いくとし)かホタル祭りの 夕闇恋し帰りたい…幼な馴染みの あのひとを慕い歩いた 畦(あぜ)小道指切りかわして 幾年(いくとし)か噂途絶えた 浮草暮らし帰れない…夢は千切れて 雲と消えいつか忘れた 茜(あかね)空便りも出せずに 幾年(いくとし)か今も 聞こえる 豊年囃子(ばやし)帰りたい…
苦労かけたね ゆるしておくれ口でいえない もどかしさ大事にするよ これからは男ロマンを ひきずって今に今にと おれはいうああそばにいて いつまでも長い人生 ふたりで歩く遠い道のり 泣き笑い大事にするよ これからは夢もいのちも ひとつならこの手はなさず 抱きよせてああしあわせを あたためる男一匹 一生に一度愛の歌など 歌ってる大事にするよ これからは歌とお前と 同じだけ好きだ惚れてる 愛してるああ花
安芸の宮島 しばらくさらば俺は男の 旅に出る暗い世の中 つまずきながら夜更けの風は かまいたち目をとじて…花を咲かせて 雪を降らせたどこにあるのか 俺の出番が夢を掴むぜ ああ夢かいどう浪花頓堀り 笑いと涙尾張 信濃路 芸の道耐えて忍んで 神木見上げ強くなれよと 風の声めぐり行く…人の情けと 温いひとこと夜寒に酔えば 胸にしみるぜ流れ流れて ああ夢かいどうひとり行く…良いも悪いも 受け止めながら目と