休止符 – 桂銀淑

あなたとの暮らしに 特に 不満はないわ
幸せな 流れにも 休止符を
打ちたくなっただけ
贅沢なわがまま 本当 そういうことね
このままいると 何故か自分を
見失いそうな想い それだけ
最後の荷物 束ねたものは 古い ノート
紐をほどいて 幾つかのページめくる
憬れで 胸を埋めた娘(こ)がそこにいる
澄んだ眼差しも浮かぶ

あなたを愛したわ きっと 嘘一つ無く
ただ女にも 流れを止めて
見つめ直したい時が あるもの
ただ一時の 休止符を打つ つもり だけど
あなたはそれを 終止符だと思うなら
仕方ない せめていつかまた逢えたなら
微笑みぐらい投げてね
微笑みぐらい投げてね