ままならない風が吹く – 松村雄基

何処までも 続いてる
何処までも 終わり見あたらない
これから つける 足跡

鉄棒に ぶら下がり
逆様(さかさま)の俺を
見ているおまえ
不思議な 出会いさ

別々の 恋をして
別々に 傷ついた
そんな時 偶然に
惹かれ合うなんて

ままならない
風が吹く だから
些細なことにでも
夢をみることが出来る

ままならない
悲しみがあるから
新しい喜び
感じるのかもしれない
誰も

届かない 遠過ぎて
届かない 星のぬくもりには
幼心(おさなごころ)に 思った

大人なら ほしいもの
おもうまま 手の中に入ると
信じていたけど

とりあえず うなずいて
とりあえず 満たしてく
退屈に なりそうさ
いいだけの 日々は

ままならない
風が吹く だから
同じ過(あやま)ちなど
してはいけないと気付く

ままならない
破(やぶ)れた望みを
あきらめきれなくて
今があるかもしれない
俺は

ままならない
風が吹く だから
転がる石ころさ
まるで 生きてゆくことは

ままならない
風が吹く だから
誰にもわからない
別れや 出会いがあるさ
人は