途方もない時を眠り続けた僕を揺り起こす声 心は無限じゃないあれもこれもじゃ足りない 耳を澄ませよ 高鳴る 心臓 だけが羅針盤針よ 動け 示せ 揺らぐ一瞬 それだけで百万里も旅に出るのさ僕らは 息を切らし駆ける 青い草の地平続く限り 漆黒の大地を伝う 同じ道ゆく者たちの足音 凍てつく冬も雪の下で遠い遠い春を描く一瞬 それだけで百万里も越えていけるさ心は待ちわびた日差しはまるで芽吹きを告げるファンファーレ いつか君
白妙の雲いざ高く昇れ及ばない僕のことを攫え 白旗を揚げる暇もなく日々はゆく一度二度のコースアウトはご愛嬌のうち 当たり前に起きて寝てたまに泣いて生きてる称えられることのない目まぐるしき人生花のように軽やか 渚のように晴れやか今はまだ聞こえない 透明な喝采いつの日にか届きますように 仕方のないことは笑ってしまえ及ばない僕のままで進め 当たり前に光も不幸も時と共に去ってく悲しがることはない それこそが人生稲穂
神様の診断書によれば僕の人生は残念ながら時既に遅し 手遅れなんだそうです 愛とか云う義務の 1つ碌に果たせない魂に限りある肉体を貸し出すのは勿体無いんだそうです 完全無欠な世界が不完全な僕を厭う安楽浄土の5秒前お役に立てますまだ生きていたいよ 神様の診断書によれば僕は本当は産まれるはずがないのに産まれちまった無性卵だったようです 完全無欠な世界が粗悪品の僕を厭う圧縮廃棄の2秒前いくらなんでもまだ生きている
天敵のいない楽園に生まれた鳥は飛び方を忘れて羽根が退化した僕もそうなりはしないだろうか? 我先にと皆が望む幸福というやつは手に取ってよく見ればどれも終止符の形だ僕も持ってたりしないだろうか? 幸せかもしれないが 満たされてはいないんだうわごとばっかりの僕を誰か戒めてこの命にふさわしきは 足跡や光ではないんだ衝動で燃えて消えるための準備 それだけだ 安全を持て余すのにも飽きちゃった人生がその先で目指すべき
レシピどおりに作った筈のディナーを最後の火加減で台無しにして泣いた隠す間もなくフォークで刺して口に入れ「死ぬほど不味いけど食べる」と笑う君がいた 表は土砂降り予定は水の泡あの場所も景色もこの天気では無理そうだひとり不機嫌な私の顔に雨の飛沫を撥ね散らかして君は言う 完璧な人生を欲しがる前に今日笑ったかどうかを確かめろよまだ生まれてもいない未来に期待はすんなよ レシピどおりになんていかない毎日を嘆きそうな日
煙のようにとめどもなく続いてく意味のない話明日にはきっと覚えてないような中身のない話 ゴシップ誌のように節操もなく囃したてる滑稽な話白濁した水中を抜けていくようなひそやかな話 積もるくらいいろんなこと喋って 互いを知ってる だけど きみがひとりじゃないことを知ってあの日のあたしがどう迷ったかきみが知る朝は来ない沈め 沈め 本当の話 レモンを絞るように新鮮な新しい話埃をかぶった映画のような古い話 きみがひとりじ
君と青い空と白い雪は どうかそのまんまでいてくれ押しのけ合うこの町で灰になるのは僕だけでいいんだから 針のようにそびえ立つ光と鉄の塔誰がここで一番偉いか示し合う皆が王様になれば もういいじゃない誰の正義もここでは ナイフに変わってしまうな こんな惨劇目にしても尚 真っ当でいたいんだ 君と青い空と白い雪は どうかそのまんまでいてくれ押しのけ合うこの町で灰になるのは僕だけでいいんだから いつかは必ず死んで土に
思考回路が渦を巻いてあふれ出す PM25:00聞こえるはずのない汽笛に耳をすまし夜を泳ぐ 魔法なんて起きないことは重々に承知していた分かりきっているからこそ人は余計にそれを欲しがる 憂い 笑い 僕の中身は形も知らず大波小波この重荷で泳ぎ切れるかい 距離を図る余裕もなくて 通りすがりの船にしがみつくように乗り込んだ柔らかい汽笛の音は人の声に似ている気がした 夢で膨れた荷物は 碇より時には重い誰に預けるつもり
曇天に光の穴を開けるべく焦げる太陽は図らずもあたしに似ていると思った どんなに焦れたところで明日は明日にしか来ない簡単なことに気づけず今日も今日を取り逃しました 出発点は同じ筈 なんであの子は前にいるんだ蹴って蹴られる戦場で 君のペースでなんて抜かすのは誰だい こんがらがってもつれた挙句倒れたこの両足は転んだまままだ走る 言い訳するように 曇天は風にたぶらかされあたしを残し晴れ渡った途方に暮れる爪先 次吹
霧雨の中に紛れ込んで 久々にまっすぐ立った気がしたよく見えすぎる目 敏感すぎる指 hide in the vapor from the pain 張りつめすぎてきりきり鳴く 琴線 揺らすな それを隠す点と点撫でるための距離 傷つけるための距離見分けるのが上手いのも辛いんだぜ 雨粒にして降らすまででもないこの感情を持て余した僕の空はずっと霧雨 世界一透明なガラスの向こう 宇宙一大事な人がいようとも触れられないなら居ない
日が暮れて開け放った窓の外空気が表情を変える狭い部屋 畳におちるオレンジが見る間に滲んでく 室内灯じりじり焦げて落ちる夕日に挑むみたいだどちらが勝つどっちが負けると浮世離れをとげたふり (またそんなこと言って)って笑う君の声を聞いたようなだめだめ、 夜が来たら星を見ようと心決めてたはずなのに外に出たらご覧の雨さ 僕の心の火が消える どこに逃げても無駄この街にはそこらじゅうにさよならした君の残像が色濃く焼き
吸い込んだ空気は 青い青い草の匂い朝露に濡れて弾ける いのちの匂い 風が騒ぐ声が聞こえるかい帰る場所を思い出せるかい ゆけ ゆけ 風をきってゆけ ゆけ 山を越えて雲を突き抜けてゆく
同じような文字面を なぞるようなメールが途切れてどうどう巡りの夜 変わりない毎日は味気ない 真昼の太陽熱で からからに乾いた大地は夜露で潤えばいいけど、あたしはどうすれば潤えるの? Midnight Sun 光の輪 Midnight Sun 夜中の海Hello, halo この体 星空の上へ投げ上げて 俗世間の雑音が貼りついて この身を腐らす消毒薬を求めて心だけ飛んでく 遠くへ Misfire 叫びさえ Mis
I was so high, I did not recognizeThe fire burning in her eyesThe chaos
風向きを見計らって飛んだ夜中の3時怖いもの知らずの僕たちが最初に知った恐怖 果てなき自由は致死量の猛毒だった正しい使い方を知らない奴は飲んじゃダメなんだ 風向きを見誤って見事に大惨事大人になれたその瞬間に使いこなせると思っていた 果てなき自由は致命傷も引き連れてきやがったさばききれない量の希望と不安を見せ続けんだ 初めての自由で僕ら浮かれていただけなんです知っていたら望まなかった本当か? ごめん 全部 嘘
ずっと前から気になっていた運命に逆らえばどうなるのか試したことはないんだが試す価値あるもんが無いんだが 圧倒的現実の前に僕らは立ち尽くすしかないのか一切例外はない ずっとそんなレールの上 間違って君の手を握って飛び立ってでも運命に負けて君の影を見失って地上へ一直線 ぶつかる前に振り向いて見上げた空は快晴 ただ快晴 悔い改めなさいという人今なら許しますという人許してもらうようなことした覚えなんかないのにな
午前5時の幻を金属音がつんざいたそれは誰かがひねり潰した空き缶の悲鳴だったのかもしれない 毎夜隠せていたはずの傷を隠せなかったそんな夜僕は誰かの夢を奪い取って自分の傷に塗りたくった 本当に憎いものなんて右と左の足で踏み倒せる分しかないのかもしれない 目に見えない太陽の熱を知った今日も僕は照らされる資格があるのかい 午前5時の幻を金属音がつんざいたそれは誰かがついに終わらした命の悲鳴だったのかもしれない 本当
商店街の真ん中を今日も猫が歩いていく堂々とした足跡を残していく街角に笑い声とパンの香りが漂っていく香ばしい夢を作る秘密基地 お菓子屋のおじさんは実はとっても話し上手その声が聞きたくてみんな寄っていくいなりとかんぴょう巻 その2つで続く歴史がある握る手は変わってもずっとあの味 ローカルミーハー この街にあふれる物語のローカルミーハー 1ページに僕もなれますように今日もきらきら踊る 街の隅の道場で靴を揃えて
陸にも上れず、王子とも結ばれず、歌も歌えず、うたかたと消えた童話の人魚の最期は純白すぎる理想像 甘い海水、魔女の小瓶、最期はナイフを手にした人魚と生まれてから今日までずっと手ぶらのあたしとは大違いさ 儚く生きる人魚のようなあの子に恋したきみとそれに気づいたあたし 泡にすらなれそうもない きみを愛した現実は焼け爛れるような高熱に苦しむだけの病だった さざ波のようなレースのカーテンの向こうに、透けて見えてしま
今聴いてるレコードがいつかは割れてしまうこと今生きてるあなたがいつかは死んでしまうこと煌めいてるこの世がいつ終わったっておかしくないこと分かってるよって笑って僕らは不安になってく 今生きてるあなたが明日も生きてる保証はないことあなどって あさってその先見晴らしのいいすばらしい未来現実だって思ってる今も現実らしい夢かもしれない信じたはずの全部に騙され僕らは 明日何が起こるか1つ予測すらできない有り様でも
花の香りとダストで淀む春霞の中で迷子大都会はまるで獣道 狩るか獲物かそれで全部 純情を買って夢を売る店々が連なる街路大都会じゃ物知らずで無垢な少女ほど高く売れるという ビルの溝から立ち昇る誘惑の気配をふりきれ自分の中で眠ってる少女の瞳に嘘をつくな 眩しい光にやられる時は 落ちる影を捕まえるのさ誰にも見せない本当の顔を君が忘れちゃおしまいさ 花の香りとダストで噎せて目的地を探す迷子大都会はいつだって試すのさ
さえずり続ける世界の空は散らばる羽で窒息寸前途切らすことなく言葉を紡げ 舌の根を乾かす間もなく歌え 倫理や道徳愛想を尽かしお前に残る秩序はなんだい?手に汗握って言葉を紡ぐあの子はついぞや嘘まで歌う Imitating Gang gang cockatoo’s pinkBut never getting Gang gang cockatoo’s pink さえずり続ける世界の空は予想はしていたが今日も
泣いてる君を連れ出してほら宇宙旅行に行こう行き先は遥か遠い君の故郷の星狭い部屋の窓を開けて夜を切り裂けトランジスタ怖くないさ あれは君を迎えにきた電波 改札前で泣きだして電車の中でまた泣いてきっともう君は僕の秘密に気づいてる何十年前君が 不時着した海岸沿いの荒野ここで最期の打ち上げだ 2099年、君は出会った日のまんま少しも歳をとらない僕だけが年老いたんだ2099年、この命はもうすぐ終わるから どうせ
ままならないことばかりをしているよ問うてばっかで答えが欲しいよ間に合わない後悔ばかりを知っていくよ連れていけなかった君のこと 二度としないと誓ったことはまたいつかするんだろう叱られるのは嫌うくせに導かれたいなんてエゴの極み 「廊下を走るな」「陰口叩くな」「飯は残すな」「挨拶忘れるな」そういうことはあの頃誰もが教えられているはずなのに 許せない景色ばかりに出くわすよ過ぎた正義は首を絞めるよ気に入らない人ば
大都会の空は狭いって歌が今日も増える世界両手いっぱいの青空でなくちゃ感動できないかい ハッカシロップの夕暮れ ひどく目の良い君は一番星を誰より先に見つけて撃ち堕とす 僕の目で夕闇を見届け今日を終わらせるから君の目で朝焼けを見つけて明日を呼んできてくれひとりで越えられない夜などありはしない僕らそれも強がりだって知るため一緒に居た方がいい 熟したピーチほとばしるライム 果汁が空に満ち満ちるビタミン不足のこの
待ち合わせで忙しいらしい君にさようなら漠然とした大丈夫にもう騙される僕らじゃない 熟した果実 満開の花 収穫時間違えないで僕の明日を君が枯らす権利与えた覚えはない そりゃ待ってりゃいつかは来るさ痺れを切らした未来の方から待ってるだけしか能の無い奴の面を拝みにさ 退屈な世界その真ん中に空いたブラックホール味見のような人生を繰り返す誰かの残骸だよ 待ち合わせで忙しいらしい君にさようならレンズの割れたぶっ壊れた
愛など顧みない振り切ってきみは前へゆけよこの星の上にあたしを置き去ってゆけよ いつかふたりで見つけたあの彗星に向かって今に追いつくぞって叫んだ声を忘れはしないよ 神様お願い 抑えきれない衝動がいつまでも抑えきれない ままでありますように 走ることを死ぬまでやめれない僕らは冒険好きな流れ星安全地帯に落ちれば死んでしまう、そんな気がする 愛など顧みるきみだったら愛しはしなかったよだからほどいたその手で必ず星を
Black dog is lying beside meWhen the sun rises, he gets sleep every morningI
あじさいの花咲く道を端から端までむしった ひどく機嫌の悪い夜さっきまで大暴れしてた土砂降りもどこかに消えて中途半端に蒸し返す6月の夜 いっそ町を叩き潰せよ腹の虫が収まんないよそんなことで怒るなよと驚く君のようにはなれないよ 遊んでほしいあたしと寝てたい君の体温が 永遠に噛み合わない夜些細なことでテンションは最高と最悪を行き来するまるで変温動物のようです 1時間待ち2時間待ったどんどん機嫌は悪くなる2時間
規律は破るためにあるって 叫んで白い目で笑われた歴史の異端者の言葉は あながち間違っちゃいなかった 不潔な知識をはねのける 潔癖症がちな学び舎で活字をすする僕たちは 典型的な温室育ち 雷鳴 哮(な)ればすぐに分かる 僕らがいかにちっぽけか真っ暗闇でたかがひとつの 知識も使えぬ僕がいた 大停電の夜にこのままじゃダメだと知ったんだ 規律を守って文武両道 心身共に健やかであれ美しいスローガンの裏に なんだって隠