寂しい夜を慰めてくれるお前の甘い朝を縁どるお前の熱い股間を震わす 嘘は嘘ですべて承知の上で
蒼い雲が河を流れる此処は僕等の最後の世界木立に透けて見える初夏の陽差しと甘い憂鬱押し寄せる何もかもまるで夏の雨のように独り何処かに隠れて生きてゆけたかな 顔を背け何も信じなかった昨日までのことがまるで夢のように遠いきっと君も僕と同じようにひとりぼっちの日を歩き続けてきたんだろう 行ってしまうよ 僕が泣き出さないように君の胸の中に強く抱きしめておくれ行ってしまうよ 僕が泣き出す前に君の腕の中に強く抱きし
二人の夏は蒼い月影につつまれた二十歳の夢の断片 濡れた髪 風に梳かせ 波寄せる砂浜でうつむいて肩をふるわせた君は夏の汐風月は君の瞳の中で小舟のように揺れてた 二人の夏は蒼い月影につつまれた二十歳の夢の断片 月に抱かれ二人肩寄せ浜辺を歩く街の灯り遠くに揺れ二人を酔わすいつの日にかこの浜辺想い出す日がくる
水たまり跳びこえて光の中急いで駆けてく春の風 舞い上がる停車場に君を待ってる いつまでも変わらずに君を愛していたいな もしも君この町着いたら 友達よんでたまには粋した洋服でもきこんで街のClubにJazzでもききに
君がいれば何もかも小さく見えて心から安らぐんだ君がいればつまらないこの僕だけど何か素敵なこと出来そうなそんな気にもなるのさ 君がいれば 君がいれば独りきりさまよう都会もいつか二人で歩いたようなそんな気にもなるのさ 君がいれば
まだお前が小さくて野原を駆けまわってズボンの膝を破いていつも叱られてた頃すべてのものは喜びに輝き溢れていたのにそんな遠い昔は唯の夢と言うのかい 素敵な処女の前を素知らぬ顔で通り過ぎほこりだらけの帽子を固く握りしめてた若き学生服の詩人は今では暗い部屋にうずくまりただ泣き事ばかり並べるだけの毎日さ 人には明日を想えば心ときめく頃があるそれが僕等の夢と呼んでいたものなのだろうだけどそれを失くした今はお前のそ
五月雨色した空に映る窓の外うつむきかげんの都市に煙る雨の音もしもこの雨の中を君は行くのなら停車場でふり向かないで さよならが辛くなる 紫陽花色した君の目に 揺れる雨模様ひそかに流れる風琴に響く寂しさはだからもう行かないで二人見ていよう降りしきる銀色の森 幾重もの悲しみを
あの娘は僕の大事なBabyあの娘のいれる旨いCoffee風にふるえる長いまつげ夢中にさせる甘いKissだけどあの娘は僕のことなど知らんふりでいつもどこかの誰かと遊びまわるそうさ僕は間抜けな道化師だけどかまわないのさあの娘のそばにいるだけで ある日あの娘が僕に言った「あんたは間抜けでおまけにチビで眼鏡なければ歩きもしない喧嘩やっても殴られるだけだけどあんたのその困ったような仕草があたし大好きよだからも
いつでも風の中に君 見つけて微笑むそんな時過ぎた日々にやさしく灯がともるひとりもそんなに辛くない 小さな呟き町はずれ河のほとりで水切り遊び 想い出を投げひとつひとつの季節に今さようならを この街 何故か寂しげな人波流れる緑なす草むらは今 アスファルトの下に眠るいつの日にか また夢にいざなえ夢にさよならを
白いホームにビルの影が蒼くひろがりベルが鳴り響く九月の夕暮れ人波流れる街灯りともる西早稲田通り うつむいて さよならこれでもうお別れねふりむいて独り言 愛してるいつまでも明日からはまたもとの寂しいギター弾き煙草けむるキャバレー君に聞かせてあげよう悲しい気持ちを作り笑いの陰のため息 君の髪もう少し長ければ恋したよあなたの唄もう少し聴けたなら恋したわお願いだから次の電車に遅らせて夜の街を歩こう君に聞かせて
心よい昼間の疲れをベッドに沈めて台所のお前の後姿 僕は見ているもうすぐ五月 外は雨 あれは遠い六月のこと車窓に映る疲れた顔を道づれにあてもなく夜汽車に揺られてた遠い六月 八月 夏も死人のような乾いた舗道歩いていた暗い冬の日には このまま死のうと思った だけど今はお前と僕と二人たわいのない話をかわし静かに朝を待つもうすぐ五月 外は雨
無駄なことだよと君はかるく手をあげて別れを告げたポケットに手をいれて後姿を見送った僕の顔にあるのは今にも泣き出しそうな作り笑いだった 去りし友よ僕の躰は怒りに満ちているいいさ降りて行くがいいさ生温い「うち」に帰るがいいさ
果てしなく 都会つつむ群青の色 まだ明けぬ 空に星がまた一つ消え雲一つない朝には 夜明の風がそっと語りかける 新しい僕がいたふり返らず ドアを開けて外へ走り出した 旅立つ日の朝に まだ知らぬ 街角には友達がいてすぐにでも 愛しあえるかもしれないさ理由もない憧れから 飛び立つ一つの愛胸いっぱい 抱きしめた僕がいたふり返らず ドアを開けて外へ走り出した 旅立つ日の朝に どこかをさすらおうか 故郷に帰ろうかも
息を止めて 耳を澄ましてごらん きっと聞こえてくる おまえの あの陽気な声が 時を越えて すべては今甦る きっとあの日の夢 僕等の待ち焦がれた唄が七つの海を飛び越えて君の暗い心 吹き飛ばすさだから唄うことはやめないそうさ声が 嗄れても 窓を開けて 朝の太陽いっぱいに浴びて体中に みなぎる力 溢れてくるよ 胸の中で おどる心 いつもとちがう声を上げて この素敵な僕等の朝に七つの海を飛び越えて君の暗い心 吹
白いベッドに残る 甘いお前の香り水色の風が 窓の花散らすと秋はもうすぐそこまでなんです だから髪をほどくんだよね 粋な昔の歌 鏡に映しながら亜麻色の瞳 何か言いたそうだな窓の外は 強い日ざし 陽炎に都会は溶けてしまうよ もう何も思わずに 何も言わないでただそっと見ていたい ただそれだけさ 誰かが塀のむこうで イカレた歌 歌うよ俺達で終りの世代さ 諦めな穏やかな黄昏が舞いおりて 君と夕立ち 僕は待ってる
ゆれる肩ごしに笑いかけてくる乾いたメロディは 退屈なこの夏の二人の匂いがする……昔のblue love songのテーマリズムはちょっと古いfunkyなじみの通りTokyo Sweet Sunset僕はなつかしい君の手をとってlast step dance踊ろう ふれた手のひらに話しかけてみる応えるおまえの指先は この夏の二人の匂いがする……暑さで汗ばんでくる頃指切り ちょっとかわしてみるなじみの通りTokyo
ガラス球の向うに見える黒くひからんでる おまえの瞳 いつもそうだよ 心閉ざしてあきらめてばかり 悪い癖さ 何度となく つまずく度に弱気になってる自分を見つめる でも今ならやり直せるさ心に溢れる唄があるから きっとおまえも この夢みた愛を心に感じて ひとりきりで歩き始めるその日は遠くないよ きっとおまえも この夢みた愛を心に感じて ひとりきりで歩き始めるその日は遠くないよ そうさいつかおまえの唄も心に響くだろう
もういやだ 何も聞きたくない頭を駆けめぐる このメロディー 今はただかたく口を閉じはじけるリズムに酔ってじっとうずくまり眠りたい今はただそれだけ 明日 目が醒めたら きっと起きぬけの顔に 雨だれた風がそよぎ あの娘囁くはずさ 「心ときめく素敵なメロディーなんだか好きになったみたいよ」 内緒話 聞かせておくれおまえのやるせない呻き声今はもう夢みた事さえ幼ない日の幻さだけどこんな気持ちでいたらいつも くり返し
向っぺたの空に つくり笑い浮かべ 君をみてた浮寝スタイルの煙草に火をつけ切り口をポカン通りかけぬける 僕の口約束疲れまなこの片目を wink居心地良さそうな君は かじかんだ手を 移り気の雲行きにまぎれこんだ僕は うわの空――君への想い ひとやすみ 路地にうずくまる 僕の口約束めぐる想いは小言の隙間に居心地悪そうな僕は かじかんだ心
吹きすさぶ風の中 煙をまいてこの燃える想いを空に打ち上げる夜空に輝く 真一文字 飛行船先に行ってていいよ 後からすぐ追いつくから 今夜は二人だけの夢の語らい朝まではまだ遠い 寝かせはしないぜ夜空を彩る brandy soda, whisky cokeティーンビートに合わせて踊ろういつもの店で さあ今から君を 夢の中に連れ込もう目を閉じてごらんよ そら 光が見えてくる 夢の中で二人は空駆けめぐるこんな高い所は初め
窓辺にもたれて歌ってる横顔に君の居ないこの部屋映し遠い空を見上げる 悲しみにあの日 目を閉じて俯いた君に言えぬ 別れの言葉触れ合う手のひら伝う 途切れた君の声の向うに辛い離れ々の日々 隠して 捜してた響き 今一度暖めて抱いてやれぬ 君の心に遠い空から 贈る そうさきっと叶えてやるさ二人の小さな暮し 川ぞいの道に誘われて歩けば水溜りに 風といっしょに溜息 微かに揺れる
憧れは陽灼けをした8月の香り残してる横顔誘って眠り出す気まぐれなあいつの夢水平線に拡がる熱い風をかわしてふり向いた素敵な恋が陽気な夏の向こうで白い海にとけるのを見てる 想い出はミルク色の雲に拡がる夕映えの浅瀬に踊って浮かび出す気まぐれなあいつの唄潮風に乗って聞こえる甘い恋のふりして抱きしめた二人の恋が短い夏の終りを通りすぎて消えるのが見える 気まぐれなあいつの夢水平線に拡がる熱い風をかわしてふり向いた
あの日の僕らギターを抱えて理由も解らず愛を口づさんで大人になる痛みさえも笑いとばして捨てて来たけれど 目覚め始めて何を見つけ歩き出せずにうなだれた 誰も悪くはないのに何故か今日も傷つけ傷つけられてたった一つの言葉にこめて呟いたんだ すべてさようならと こみあげてくるこの虚しさこの都会では誰に届く 誰もが悲しく笑い通り過ぎてくばかり 古ぼけたノートの隙間から落ちたセーラー服のよく似合う君に都会に一人で怯え続け
お前のやさしさ 体に感じて目覚める朝に いつかあこがれて暮し始めた――慣れない顔して 今夜のお前はせいいっぱいに 大人ぶってみせる 与えられる物は 唯夢一つだけれど飛翔け高く 夜空に舞い上がって心満たせ――お前が居るから もうこれからは寂しさ一人 怯えることはない 抱きしめたら顔をあからめて指を絡ませ思わず笑い出した お前の親父の残した言葉はやさしさだけで この娘 あたためられるものかと――黄昏広がり