彷徨のラビリンス – 廣瀬智紀

賽は投げられた ずっと前に
世界はウラ側で進んでる
ねぇ 退屈しのぎ 微笑むけど
僕らはピースに過ぎない

微睡みの向こう
たどっても たどっても
記憶のその先に出会えない

欠けた歯車で運命は廻(まわ)る
孤独(こどく)に引き寄せられて
幼い瞳 潤んで月みたい
曇らせないように
あばいて 其処にある真実を

大丈夫だよ なんて言葉通り
受け取るやさしさは持ってない
そう 不敵に笑う大人たちも
ひとつのピースに過ぎない

歪(いびつ)な陽炎
探しても 探しても
あの日の温もりはもどらない

誰の手のなかで運命は廻(まわ)る
彷徨(さまよ)う気配に怯え
時が経つほど淡くねじれていく
虚構に加担する
ご都合主義には反吐が出る

微睡みの向こう
裏切りも 正義なら
仕組まれた罠へと飛び込んで
その先へ

欠けた歯車で運命は廻(まわ)る
新たな標的(ゲーム)求めて
明日(あす)を見据えた瞳 もう二度と
曇らせないように
あばいて 其処にある真実を