手のひら – 平義隆

モノで溢れ むせ返る
便利すぎるこの時代じゃ
本当に必要なものが
見えづらくなっている

誰もが満たされたくて
あれもこれも欲しがるけど
余分なモノ増えすぎて
羽ばたけないままだ

何かを得るそのためには
何かを手放さなきゃ
たった一つだけの
大事なものすら見失うから

この手のひらで掴み取ったもの
この手のひらを零れ落ちたもの
出逢った人と重ねた日々が
今の僕の一部になって
自分という可能性を導き出してゆく

暮らしと引き換えにして
夢を犠牲にしてきたけど
望んでいた幸せはまだ見つけられない

自分を騙し通せるほど
器用に生きれないから
たった一つだけの
大事なものだけ守ってゆきたい

この手のひらで奪ってきたもの
この手のひらが拒んできたもの
失くした過去と敗れた夢が
今日も僕の背中を押して
自分らしく生きる意味を常に問いかけてる

一生守りたいと思えるものなんて
そうそうは出逢えないこと
本当は皆もう気付いてるはずさ

この手のひらで掴み取ったもの
この手のひらを零れ落ちたもの
失くした過去と 敗れた夢が
今日も僕の背中を押して
生きる意味を問いかけてる

この手のひらで掴み取ったもの
この手のひらを零れ落ちたもの
出逢った人と重ねた日々が
今の僕の一部になって
自分という可能性を導き出してゆく