うたかた – 川村結花

走って走って息を切らして やっとたどりついた腕の中で
望んで望んで明日を忘れて なけなしの夜を使い果たして
はっきり確かめてしまってた 永遠なんかないこと

理解しなくちゃいけない現実があって
理解したくないと胸がきしんで
大丈夫だよって笑った 町が少しにじんで見えた ゆらゆらゆら

あなたが生きがいになんか どうかならないように
願いながら 銀の針の穴よりも ちいさな光を探し続けてた
もうすこしここにいて うたかたの夜でいいから

迷って迷って灯りを探して 終わりの見えない毎日の中で
壊して壊して涙は乾いて もう一度歩き出した道の途中で
あなたの背中を見つけた 信じたかった これで最後と

あなたが生きがいならば どんなに良かっただろう
祈る声は 銀の針の穴よりも ちいさな光になっていつか叶うの
朝が今訪れる すべてをうたかたにして

あなたが生きがいになんか どうかならないように
願いながら 銀の針の穴よりも ちいさな光を探し続けてた
もうすこしここにいて うたかたの夜でいいから

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