高幡雨情 – 岩崎愛子

傘の花咲く 石畳
若葉きらめく 不動尊
ひとりたたづみ 黄昏る

故郷離れて しみじみ染みた
家族の優しさ 温かさ
紫陽花見つめる 瞳が潤む
あぁ 情け感じる 高幡雨情

菊の香りが 立ち込めて
秋が深まる 不動尊
沈む心に 灯がともる

ひとりで暮らして しみじみ知った
世間の厳しさ 冷たさを
奥歯を噛みしめ 夜空を仰ぐ
あぁ 情け恋しい 高幡雨情

人でにぎわう 仁王門
枝垂れ梅咲く 不動尊
夢の花咲く 春をよぶ

あなたと出会って しみじみ思う
愛する尊さ 素晴らしさ
そよ風吹き抜け 心が晴れる
あぁ 情け溢れる 高幡雨情