(セリフ)田舎はいいなぁおふくろ 元気かなぁ 山形謙です 今日も来ました 上野駅田舎のかおりが 恋しくて時間も忘れて しのぶ故郷出稼ぎ親父の 鼻歌はみやげ手にした じょんがら節よ 故郷をはなれて 世間の中涙もあったが 耐えて来たつのる想いに 母親の老いたる姿が 目に浮かぶ泣けばこころも 迷いで揺れる 都会生活も 慣れたけど今なおとれない
下町酒場の 居酒屋で流れる演歌の あの歌は忘れもしない 忘れもしない あの人よあれから五年が 過ぎたけど命をかけた 命をかけた 恋だもの 想い出ばかりを おいたまま便りのひとつも なかったわあきらめようと あきらめようと 思ってもあなたの面影 消えません死ぬほどつらい 死ぬほどつらい
赤いネオンの 新宿であおる冷い 屋台酒男ごころが 笑っても捨てた故郷の おふくろさんにすまぬすまぬと 涙でわびるガキのまんまさ 今夜もひとり うそとお世辞の 世の中でひとり切ない 屋台酒喧嘩売られて 引き下るそれが男の 強さじゃないか勝って見たって 吠え面されりゃいやなもんだぜ 花園灯り 未練断ち切り 歌舞伎町
ゆきずりだった ふたりの恋が遊びで終って いたなら俺も忘れかけてた 過去の傷にふれずにいただろう 今更に女女 女ごころを 知ったのさ 慰さめだけの 愛ならあなたやさしい言葉で 惑わさないで頬にこぼれた 涙をぬぐうおまえの淋しい つよがりが俺を俺を 俺をどんなに泣かせたか あなたの愛に 埋もれたままで眠っていたいと あまえる瞳ほんのわずかな