葡萄色の雨 – 山口百恵

傘をさすことも はばかるくらいに
やけに美しい 葡萄色の雨
いつも出逢う店 坂道の途中
どんなお話を 今日は聞けるやら

たとえばふたり アパート借りて
暮してみたら どうなるかしら
いたずらっぽく 相談すれば
考えること あなたと同じ
あなたと同じ

これが昨日まで 泣いてばかりいた
私だってこと 信じられないわ

真似をしたいほど 仲の良い二人
濡れて前を行く 葡萄色の雨
送られる道は 遠まわりが好き
いつもわがままは 帰りたくないの

たとえばふたり 一緒の部屋で
ひと晩ぐらい 過してみたい
いたずらっぽく くちづけすれば
口紅の色 あなたにうつる
あなたにうつる

これが昨日まで 泣いてばかりいた
私だってこと 信じられないわ