センチメンタル・ハリケーン – 山口百恵

嵐の前の海は くもった鏡みたいね
ふたりの愛に どこか似ている
先が見えない
体をかけめぐる 胸さわぎは
やっぱり今夜 あなたを失くす
前ぶれでしょうか Ah―――

港へ帰る船を カーテン越しに数えて
黒いシルクの 服に着がえて
あなたを思う
ありふれた恋なら 笑えるけど
はじめて明日を 賭けた人よ
それだからつらい Ah―――

雨の匂い 雲の色 涙の予感
センチメンタル・ハリケーン
今夜は荒れそう

嵐の前の街は 寂しいゴースト・タウンね
無理やりドアを 開けてもらった
いつもの酒場
あなたが来なければ 雨のシャワー
激しく浴びて そして泣いて
忘れるつもりよ Ah―――

風の叫び 雨の音 よろめく心
センチメンタル・ハリケーン
今夜は荒れそう