やっぱり器用に 生きられないね似たような二人と 笑ってた鳳仙花 鳳仙花はじけてとんだ 花だけど咲かせてほしいの あなたの胸で ふいても消せない 酒場(ネオン)の匂いやさしいあなたが こわいのよ鳳仙花 鳳仙花日蔭が似合う 花だけどつくしてみたいの あなたのそばで おおきな夢など なくてもいいのしあわせ短い 一年草鳳仙花 鳳仙花いのちのかぎり 街の隅わたしも咲きたい あなたと二人
あなた、どうしていますか?もう一度、逢いたい… 逢いたいなぁ… 町を見守る 風越山(かざこしやま)が何も変わらず 迎えてくれるひとり揺られる 飯田線ふたりのあの日を 辿(たど)りますさつき寺から 歩いてみたら何処かであなた 逢えるでしょうか‥ 愛を語った アップルロードお菓子めぐりに はしゃいだふたり笑顔寄り添う 飯田線想い出ばかりが 浮かびます秘境駅から あなたの胸に戻れる道は ないのでしょうか‥ こ
他人(ひと)に云えない 恋をして夜更けにひとりで 酒を飲む月よ あんたも淋しいの夜の真ん中 宙ぶらりお酒の相手 しておくれ 髪の芯まで 冷える夜帰れる場所など 無いわたし月よ あんたも淋しいのひとりぼっちの 夜だものちょっぴり泣いて いいわよね ずるいおんなに なれなくていつしかしあわせ 遠回り月よ あんたも淋しいの忘れられない 恋だもの今夜は酔って いいわよね
化粧を落とした 湯上りの素顔がいちばん 好きと云うくすぐったいわ あなたのひとみそっと恥じらい 眼をそらす窓を開ければ 夜の風月もすっぴん きれいだね 大人のおんなに あこがれて背伸びをしていた 若い頃踵(ヒール)の高い プライド履いて恋に何度も つまずいたもっと素直に 生きなよと月もすっぴん 笑ってた わたしが素顔に なったとき素顔のあなたに 出会えたのこころのままに 寄り添えたならきっとなれます 
雨にうたれる花は淋しくてわたしの心に似ていますひとを待つのはとても悲しくて色々色々想いがよぎる ねえ誰か話を聞いて 少しだけでいいからねえ 通り過ぎた昔に戻りたい谷を渡ってせつなさ運ぶわちぎれ雲の空ないて 来る日来る日もあなた待つわたし思いの限りを羽根に染め夏の夕暮れ恋しさ抱きしめて急いで飛び立つ迷いの森へ ねえ誰か伝えて早く わたし待っていますとねえ告げて 恋歌はひとつの愛だからあなたの匂いあなたの彩色今日も
学校帰りの原っぱで鞄を置いて私のコンサート拍手をくれるあなたの顔が 夕陽に紅く染まり卒業アルバムの あなたの言葉「私はあなたの夢応援団! フレー! フレー!」叶わない夢ならば 始めから見ないあの日あなたを照らした 夕焼けよりももっと もっと熱く 輝いている 私の中の太陽 都会の小さな 窓からは夢さえ さえぎる様なビルが建ち雨雲のような黒い空が 私の太陽隠し故郷出る時の あなたの言葉「私の誇りだからね
あなたが声かけた あの夏の日がもしもなかったら 今のわたしはいない幾つか恋したけど 今度は違う悲しみの予感なんか なにひとつないのAh…八月のクリスマス みんなが笑うけれどわたしが生れ変った 特別の誕生日八月のクリスマス 世界中でひとつだけのめぐり逢えた愛が いま手のひらに あなたに誘われた あの偶然をもしも拒んだら きっと後悔してた心の殻の中で 淋しいだけの人生を選びながら 歩いていたはずAh…八
伊那の梅苑 桜は高遠春はよいとこ 春日山権兵衛峠の 馬子唄こいし勘太郎さんも 一目惚れ泣いて別れた 紅つつじ (ホーイサッサ)おいでなんしょ 伊那谷へおいでなんしょ 伊那谷めぐり 映える残雪 西駒ヶ岳夏はよいとこ 菅の台ロープウェイに 光前寺暑さわすれて 恋をする霊犬早太郎 招いてる
また今夜も霧が降るもう心は ズブ濡れよさよならも言わないであのひとは 行っちゃった 男なんて 根無し草女なんて 涙花捨て猫を ひろうよに哀しい恋 ひろう癖いろはにほへど いろはにほへど散りぬる我が身よ 想い出は くもの糸もがくほど からみつく心など いらないわあのひとが 欲しいだけ 生きるなんて 綱渡り明日なんて 蜃気楼泣き笑いで
聴こえますか あの鐘が…虹のむこうの あの鐘が… あなたとめぐり逢えた 不思議な偶然想い出を重ね合えば それが人生時には悲しみの 雨にうたれても倖せは心の 近くにいるから あの虹のむこうに 鐘が鳴るのわたしは人生に 恋をしてるから聴こえますか あの鐘が…虹のむこうの あの鐘が… あなたの胸の中は わたしの青空流れる雲のゆくえ それも人生時には たたずんで
おとこ 嘘つき うす情けこの世の倖せ 何処にある夢も希望(のぞみ)も ささくれて夜更けの都会で ひとり泣く星が流れて 東京エレジー グラス とまり木 にがい酒面影ばかりが 絡みつく惚れて尽くして 捨てられて今夜も未練と 裏通り星も凍える 東京エレジー おんな 浮草
「あの日から、この心が、言うことをきかないのです。」 恋の行方を 占うように街の灯りが ゆらゆらと言葉にならない せつなさ抱いた女心が 見えますか情けかわした 坂の町いっそ今夜も 次の夜も 熱海あたりで 雨ににじんだ 初島あかり揺れて來宮神社(きのみや) 思い糸川(がわ)夜風に迷う 湯の香のような女心は 悲しくて恋の名残りを 抱きしめるいっそ今夜も 次の夜も 熱海あたりで 「そう、心はうそをつけません。
「風に吹かれて 流されて あなたと揺れてみたいから」 粋な風情の 路地かがり 墨田 川船 小間座敷江戸の名残か向島 島田 黒髪 神楽坂(かぐらざか)上洲 名所 風どころ 伊香保 水上(みなかみ) 草津の湯咲いて嬉しや温泉花(おんせんか) 湯気の向こうは 榛名富士 揺れて 最上(もがみ)の舟下り 踊る花笠 人の華赤湯 銀山 上(かみ)の山(やま) 湯場に青葉の山姿四季が織りなす 秘湯(ひゆ)の宿山は御在
てるてる坊主は オサムライかなえておくれ 願いごと てるてる坊主は オサムライ雨の降る日は 軒先で雨よ止め止め もうやみなよとみえない刀 振りかざし小雨の糸を 斬っている てるてる坊主は オサムライ白い着流し 粋に着る通り雨なら お通しするが雷さまは 通せんぼ嵐のなかを たちむかう てるてる坊主は オサムライ雨があがれば ほほえんで虹の茶店で お日様だんごひと串たべて 遠足にゆく子の姿 みとどける てるて
吹雪く線路を汽笛で裂いて夜行列車が 恋路を駆けぬけるひとめ逢えればいいのです一夜だけでもいいのですあなた あなたと一緒に過ごせたら握る切符の行く先は あなた駅 いくら好きでも当てないままに泣いてひとりで 待つのはもういやよあなたむかしのままですか今もわたしを好きですか寒い こころを抱いてくれますか窓のガラスを覗いても 見えぬ愛 駅についたら電話をするわどんな顔して あなたは迎えるの蜜柑むく手に問いかけ
そこは そこは そこはなみだの鍵穴だからあなたの鍵を 今日も待ちわびるいやいや いやよ もういやよいやと言うほどせつなく 愛されたらかたく閉ざした こころの扉ひらくでしょうか そこは そこは そこは果てない鍵穴だから底なし沼と きっと似ていますいやいや いやよ もういやよ離れないでと溺れて しまえるならずるいあなたの 別れの気配消せるでしょうか そこは そこは そこはおんなの鍵穴だからあなたの鍵で 夢
いまか いまかと 待ちわびてしぐれ夜桜 佇むばかり傘もささずに 心をぬらし恋し 恋しと 爪をかむ 嵯峨野恋うた 花吹雪桜 ほろほろ 散るというあゝ散るという 何をどうすりゃ いいのやら保津川(かわ)の流れに 浮かんで消える風の便りの はかなさよ愛し 愛しと むせび泣く 嵯峨野恋うた 風立ちて紅葉 かさかさ 散るというあゝ散るという 今宵 死ぬほど 泣きましょうひとり手枕 ひんやり震え夢の逢瀬で 抱かれて哀
「さぁ、行って電車が来るわわたしのことなら 大丈夫」愛しても 愛しても この世には上りと下りが すれちがう男と女の 駅がある 「もう、これで最後にしよう」別れを決めた ふたり旅好きあって 好きあって 狂おしくどれほど気持ちを 重ねてもあなたとわたしは 遠花火 「この、命終わる日来たら…わたしのところに 逢いに来て」別れても 別れても 好きな人しあわせでした 愛されて見送る背中に 走り雨
今日も時雨の 行き先は淡い灯りの 味処(あじどころ)夜雨しのぎに 暖簾をくぐりゃ着物姿の 小粋な女(ひと)の白い 白い割烹着ふるさとが ここにある思い出すのは 母さんのあたたかさ どこでお酒を 知ったのか似合いすぎるよ 手酌酒四十路半ばで ふるさと捨てた理由(わけ)を小袖に 隠せば揺れる白い 白い割烹着ふるさとが ここにあるそっと振り向きゃ 母さんの笑顔(かお)がある 将来(あす)をさがしに 来た都会
いっそ時化なら なみだも似合う絹を敷く海 光る海あのひとを忘れる為だけ 生きてきた女ごころと うらはらなここは夕凪 伊予港 同じ海でも どうして分ける一つ一つの 海峡に訳ありの男と女の 恋の瀬もあなた超せない ものですか問えばみれんの 伊予港 夜明け間近は 暗いと云うわ闇が一番 深いときあの船も明日には始発の 船になりそうよここから