トロピカルフィッシュの 泡音の絶え間ない循環の中で 生き残る時間同じティーバッグが 垂れている紙コップに ぬるい湯そそいで 薄くする時間君といられることを だれに感謝しようか弯曲した道の見はるかす角のない いらだたしさだけ はねている時間壁に掛けたままの一枚の絵に浮かぶ過去だけが 見えてくる時間君といられることを だれに感謝しようか まるででっちあげの 大事の 片付いた祝宴の中で 笑い合う時間トロピカルフィッシュの
恋のからくり夢芝居台詞ひとつ 忘れもしない誰の筋書き 花舞台行く先の影は見えない 男と女あやつりつられ細い絆の糸引き引かれ稽古不足を幕は待たない恋はいつでも初舞台 恋は怪しい夢芝居たぎる思い おさえられない化粧 衣裳の 花舞台垣間見る素顔可愛い 男と女あやつりつられ心の鏡 のぞきのぞかれこなしきれない 涙と笑い恋はいつでも初舞台 男と女あやつりつられ対のあげはの誘い誘われ心はらはら舞う夢芝居恋はいつでも初
たどり来た道のりを思いおこしその胸の時計の逆まわし 急ごうきずきあげた積木細工のもどかしさ ポケットにかくしたカエルの子泣く気持ちすぐ解るあの頃に 急ごう確かにあった宝ものだった ふたつない 昼下がり始めたかくれんぼいつまでも見つけられない泣きべそ鬼よ 急ごう夕焼け色がまだ残っているよ 帰り道
風も過ぎ星も過ぎ時は過ぎ人も過ぎかわいた心持ち悔いもなくさすらう 海の色遠くはるかにその果ては空に重なり空の色はどこまでも青くどこまでも青い世界に諸人は夢の小鳥を離した日々をいつか忘れ 風も過ぎ星も過ぎ時は過ぎ人も過ぎかわいた心持ち悔いもなくさすらう いつの日か友とうたったわらべ唄 故郷の山素足ぬらした あの小川はせせらぎにそっと浮かべた笹舟の明日の生命の知る由ないそのはかなさ 風も過ぎ星も過ぎ時は過ぎ人
夜になお ざわめく者よ魔法使いよ 悪魔よあるいは 闇の天使よさしのべる誘いは無駄と知るだろうただひとつ 命かけた夢だ新しい道 初めての旅今宵砂漠の砂嵐襲い来ようと明日はまた 地平の光にたぎる胸だ 夜になお 輝くものよまだ見ぬものの 幻あるいは 遠い未来よ閉じた眼の瞼を熱くするほど夜になお 湧き立つ憧れだ新しい道 初めての旅今宵ひととき 安らかな眠りを運べ明日はまた 希望で私を蹴って起こせ いつの日か 
訪れては 去る月日は 人それぞれ 心尽くし 力尽くし何事かを 刻み付けて 自分史書く顧みれば その殆ど 不十分か 未完成かけれど人間 知り得たものの 積み重なりに 悦び知る 思えば 学びは 人間が 味わえるそれ自体 贅沢のひとつ望めば 学びは 誰でもが 手に出来る最高の 贅沢のひとつ どんな神の 依怙贔屓か 人間にだけ 与えられた 知ろうとする探究心 学ぶことの 充実感闇に光り 見る快感 向上という 
街にひとふきの風 心にふれゆく今日ですめぐり逢ったのは言葉では尽せぬ人 驚きにとまどう僕不思議な揺れるまなざし心を一人占めにして あざやかな物語が限りなく綴られて君の姿が 静かに夜を舞う 紅茶ひとくちふと 深い味がする夜ですめぐり逢ったのは夢に見た人ではなく思い出の人でもない不思議な揺れるまなざし心が波立つようです いつになく物語が限りなく綴られて君の姿が 静かに夜を舞う 昨日までの淋しさ嘘のように君
時は私にめまいだけを残してゆくだからワイングラスの角氷眠りにつこうとする愛にささやかないで 時は私にめまいだけを残してゆくだから小舟を運ぶ潮風よ眠りにつこうとする愛を揺り起こさないで 鏡に残ったあなたの後ろ姿青い青い海が見えるさよならを書こうとした口紅が折れてはじけた 時は私にめまいだけを残してゆくだから暮れ染(なず)む海の夕渚よいかりをほどいてゆく船の心留めて 鏡に残ったあなたの後ろ姿青い青い海が見える
赤茶けた平原に ひびく地鳴りはヂンギスカン逃げ出すか 従うか 逆らえば死かヂンギスカンモンゴルの蒼き狼が行くモンゴルの蒼き狼が行く たぐいなき天才か 戦の神かヂンギスカン思うまま地図を書き 地図をぬりかえヂンギスカンモンゴルの蒼き狼が行くモンゴルの飢えた狼が行く 行く 夢のあと 爪のあと 深い傷跡ヂンギスカン赤茶けた平原に ひびく地鳴りはヂンギスカンモンゴルの蒼き 蒼き狼が行く 行くモンゴルの飢えた 
大空から見れば豆粒ほどの人間が何より面白いものだろう。ひしめきうごめきざわめきながらも新しい何かを、築き上げる。夢だけが持つ 明日という武器でいつしか道を きりひらいてる。そんな人のあとを、追って行きたい。 大空から見れば額に汗する人間が何より美しいものだろう。戸惑いためらい、つまずきながらも、こみ上げる力の 限りつくす。夢だけが持つ、明日という武器でいつしか道を、きりひらいてる。そんな人のあとを 
振り返る街の 過ぎて来た村の思いおこせばみんな いい想い出ばかり今この街も いいことばかりなぜまた旅仕度 朝焼けのたびに 晴れた日はとくにまだ見ぬ人のはるか かげろいたつ夢苦しみだけが 待つ道のりをなぜまた旅仕度 新しい街が しばらくのうちに見なれた街に変わる いたたまれぬ僕どこにあるのか 安らぎの場所なぜまた旅仕度
訳もなく 気も狂うほどの孤独にさいなまれる時何もかも これまでのことが無意味に思えてくる時誰でもいいから 誰でもいいからただそばにいて欲しいそれが君であればと 穢れ一つ 無い愛に何一つ 報えなかった悔いさえ 愛しむ 自分から挑んだはずの戦(いくさ)を投げ出したい時誰よりも自分自身に皮肉を投げかけたい時誰でもいいから 誰でもいいからただそばにいて欲しいそれが君であればと 岩ほどの 覚悟をきめてそれでもくじ
今日もまた 夕陽が心の中の 同じ同じ風景に落ちて行くあー ふるさと誰かが 言ってた心を置けば どこもどこもふるさとに なるのだとだけど帰りたい 場所はひとつ何ひとつ 重荷のない少年のままの 笑顔の僕 年・月 過ぎても心の中の 同じ同じ家並の いざないがあー ふるさと離れて なおさら心に残る 甘い甘い母の手の 優しさがだけど帰らない 帰るものか旅立つと あの遠い日少年の夢を 誓った僕 帰らない 帰るもの
秋から冬を羊追い追いキシェラック キシェラック春から夏も羊追い追いヤイラック ヤイラック 私が欲しいものは誰にも見たことのない春の 一番遠い星 夜の妃が あり余る宝石をちりばめて 誘うのだけれど一番遠い星は その衣装のかなた 秋から冬を羊追い追いキシェラック キシェラック春から夏も羊追い追いヤイラック ヤイラック 私が欲しいものは人の目のとどかない秋の 一番遠い星 夜の妃が 悩ましく肩止めの流れ星 落とすの
マティオ その大きなオナカは知恵で知恵で、いっぱいなんでしょう(マティオ・ポーロ)ニコロ たくましい腕と肩鉄で鉄で いっぱいなんでしょう(ニコロ・ポーロ)マルコ 輝く瞳の奥は夢で夢で いっぱいなんでしょう(マルコ・ポーロ)やるかやらないか 違いはそれだけ悔いなくやるだけ あとは運まかせ マティオ ニコロそしてマルコ・ポーロどこへどこへ行き着くだろう(マルコ・ポーロ)マティオ ニコロそしてマルコ・ポー
たったひとすくいの水のために落とす命 捨てる愛生きることの 難しさ憎むことの た易さ神々は人間だけのためになく創られた神々には力なく血ぬられた水に重なる弱き人の歴史何処へ たったひとすくいの水のために起こす戦 捨てる愛耐えることの 難しさ殺すことの た易さ神々は人間だけのためになく創られた神々には力なく血ぬられた水を清める貴き人の知恵は何処に
その顔の形その目の色場所ごとに違うみんな違う大地は 世界は とてつもなく広いよ訪ねる場所ごと人ごとに驚きに驚きが重なる明日はどこへ出逢いは誰と その着ているものしゃべる言葉その食べるものもみんな違う大地は 世界は とてつもなく広いよ何から何まで違う人とふとしたことで心ふれあう明日はどこへ出逢いは誰と 大地は 世界は とてつもなく広いよその日がいつと知らないけれどこの人こそはと言える人にいつかどこか逢え
王の王を治める王のそのまた上の王王の王を治める王のそのまた上の王その王の使者のしるし黄金のパイザその王の使者のあかし黄金のパイザその王は日出づる国その王は東の果て、幾万里こんな小さな1枚の札にそんな力をあずけていいのかパイザ・パイザ………黄金のパイザ 王の王を治める王のそのまた上の王王の王を治める王のそのまた上の王その王の使者のしるし黄金のパイザその王の使者のあかし黄金のパイザその王にかしずく者その
ただ お前がいい わずらわしさに投げた小石の 放物線の軌跡の上で通り過ぎてきた 青春のかけらが飛びはねて見えた その照り返しを その頬に 映していた お前 また会う 約束など することもなくそれじゃあ またなと 別れるときの お前がいい ただ お前がいい 落とすものなど何にも無いのに 伝言板の左の端に今日も 又ひとつ 忘れものをしたと誰にともなく書く その繰り返しを その帰り道に笑う お前 また会う 約束な
真綿色したシクラメンほど清しいものはない出逢いの時の君のようですためらいがちにかけた言葉に驚いたようにふりむく君に季節が頬をそめて過ぎてゆきました うす紅色のシクラメンほどまぶしいものはない恋する時の君のようです木もれ陽あびた君を抱けば淋しささえもおきざりにして愛がいつのまにか歩き始めました 疲れを知らない子供のように時が二人を追い越してゆく呼び戻すことができるなら僕は何を惜しむだろう うす紫のシクラメ
例えば遥か 南の島のひとり暮らしに 憧れもするが言葉生まれず 交わすこともないそれを人間と 言えるだろうかそれぞれの荷物 それぞれの歴史当然のように ばらばらな想い交わりの中に 人は浮き立つ 出来ればただの 知り合いでなく無限の時間の ほんの一時を並んで歩く 仲間に逢えたら互いの違いを 愛しみながら互いの願いの 重なる場所を諦め知らずで 探してみようつまづき続く 遠回りでも 夢合わせ 夢重ね 夢積み上
あなたの後ろ姿にそっと別れをつげてみればあなたの髪のあたりにぽっと明かりがさしたよな 裏の木戸をあけて一人夜に出れば灯りの消えた街角 足も重くなるけれど 僕の遠いあこがれ 遠い旅は捨てられない許してくれるだろうか 僕のわかいわがままを解ってくれるだろうか 僕のはるかなるさまよいを 裏の木戸をあけていつかつかれ果ててあなたの甘い胸元へきっともどりつくだろう 僕の遠いあこがれ 遠い旅の終るときに 帰るその日までに僕の胸の
この汽車は機関手がいない終着駅まで 止まらない終着駅はないかも知れないそれは明日かも知れない明日になると向う側からべつの汽車が来るだろうべつの汽車は夜すれちがう汽笛の音をかわすだろう ガタガタ必死に走るこの汽車はこの俺の汽車はこわれそうでこわれない必死に 走り続ける 大きな汽笛は逢えば別れだ次の日はもう思い出だ思い出がすぐ明日の期待につながる程に優しくない優しくないけど走り続ける右のレ−ルは僕の身体か左の
楽しい思い出ばかりなんて言わないでこんなときに何のなぐさめにもならない泣かせて 泣かせて男にはできないことだもの泣かせて 泣かせて自分がくやしいだけよ 何も考えずにただひたすら愛したばかで可愛い私が心にうずくまる泣かせて 泣かせてこれもひとときのことだもん泣かせて 泣かせて美しくなくてもいいわ あなたの言葉より今は安い流行歌の方がまし悲しいことはどんな化粧したって悲しいのです 泣かれた男のみっともなさを
夢の坂道は 木の葉模様の石畳まばゆく長い白い壁足跡も影も残さないでたどりつけない山の中へ続いているものなのです 夢の夕陽は コバルト色の空と海交わってただ遠い果て輝いたという記憶だけでほんの小さな一番星に追われて消えるものなのです 背中の夢に浮かぶ小舟にあなたが今でも手をふるようだ背中の夢に浮かぶ小舟にあなたが今でも手をふるようだ 夢の語らいは 小麦色した帰り道畑の中の戻り道ウォーターメロンの花の中に数
君を花に例えたら 笑うだろうか白いユリのようだと云えば胸の炎に気づいてないと戸惑うだろうか 君を海に例えたら おこるだろうか深い謎のようだと云えば胸のうねりも俺のためだといらだつだろうか 君の言葉に歌を聴き君のしぐさに舞を見る男はいつも憧れ気分口づけの間も夢遊び 君を星に例えたら 嫌うだろうか遠い夢のようだと云えば胸を合わせてそばにいたいと悲しむだろうか 君の涙に虹を描き君の笑顔に空を飛ぶ男はいつも憧れ気
風の流れの 激しさに 告げる想いも 揺れ惑うかたくなまでの ひとすじの道愚か者だと 笑いますかもう少し時が ゆるやかであったなら 雲の切れ間に 輝いて 空しい願い また浮ぶひたすら夜を 飛ぶ流れ星急ぐ命を 笑いますかもう少し時が 優しさを投げたなら 愛しき日々の はかなさは消え残る夢 青春の影 気まじめ過ぎた まっすぐな愛不器用者と 笑いますかもう少し時が たおやかに過ぎたなら愛しき日々は ほろにがく一
こうとしか生きようのない人生がある いつかお前が したのまぶたに涙浮かべて 熱く語ったあの日 二人の にぎりこぶしも想い映して 汗ばんでいた 心の中に それぞれの聞きわけの悪い わらべ心さわぎ重なり合わぬ 虹飛んでいた 逢えばお前は 今も変わらず燃えるまなざし 投げつけてくる その眼の中で 愚かしくいとおしむように 夢抱きしめなおす自分に何故か 歓んでいる こうとしか 生きようのない人生があるせめて 消えな
想い出して下さい あの頃をあきらめることを 知らないで野原に蝶々 追いかけて迷った帰り道日暮れ淋しく なきべそかいてやっとみつけた 家の燈りいつの間にか 白いあみ抱いて 夢みるあげは蝶野原に蝶々 追いかけて迷った帰り道 想い出して下さい あの頃をあきらめることを 知らないで初恋の手紙 かきつづけねむれない 夜ふけ胸の高なり おさえきれないでやっとみつけた ことばかいていつの間にか 白い朝が来て やぶ
きっと初めての空を 飛ぶ鳥の心うつして誰の胸にも ひたすら待ち望む時があるはずいつか心を隠す 重ね着をみんなはがして惑いひとつもない 汗をかいてみたいはず あなたが美しいのは 愛されようとする時でなくあなたが美しいのは ただ愛そうとする時 きっと霧深い海に 沈ませた宝のように誰の胸にも必ず 色あせぬ夢があるものいつか心の底に 輝きをひとつ見つけて抱いて思いのまま 泣いて笑ってみたいもの あなたが素晴らし