つゆ草の雨 – 小桜舞子

たとえ片袖 濡れようと
寒くなかった 二人なら
恋を失くした 女には
しずく冷たい ひとり傘
青むらさきの つゆ草の
花によく似た ああ みれん雨

愛を信じて 来たけれど
いつか切れてた 絆糸
憎いあなたの 裏切りを
憎み切れない 意気地なし
青むらさきの つゆ草の
花のしずくか ああ みれん雨

音も立てずに 降るものを
泣いて聴こえる 私には
胸の面影 消えるまで
女ごころに 降り続く
青むらさきの つゆ草の
花に染まった ああ みれん雨

コメントを残す