富士原旭

浮世舟 – 富士原旭

小雨にけむる 湯の香が恋し
情けの傘を 二人でかざし
濡れて甘えた ぬくもりが
女心に また炎(ひ)をつける
流れて行きたい あゝ 浮世舟

窓うつ風に 灯りが揺れて
裾の乱れを 忘れるほどに
強く私を 抱きしめて
夢を見させて 女の夢を
さまよいまどろむ あゝ 浮世舟

夜明けの宿に 湯煙りなびき
紅さす頬が 涙でにじむ
旅の終わりに 別れとは
この身枯れても あなたが命
二人で漕ぎたい あゝ 浮世舟

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美わしき郷~曽爾村~ – 富士原旭

高い山々 眺めては村に入れば 深い谷こんな小さな 曽爾村(そにむら)だけど季節かわれば 花や鳥昔とかわらず 子供の頃を想い出させる 愛する山よ春は桜に 夏は蝉秋

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