酒田港 – 大泉逸郎

白帆が頼り 北前船は
止まるも行くも 風まかせ
お前が見送るョー 酒田港(さかたみなと)
紅花(べにばな)積んで 浪花を目指す
行く手は遠い 西廻り

水垢離(みずごり)取って お前が縫った
何より強い 守り札
離れていようとョー 二人連れ
嵐が来ても この船だけは
いつでも風が 避(よ)けて吹く

船足速い 北前船の
土産は京の 流行口紅(はやりべに)
心が急(せ)かれるョー 酒田港
鳥海山(ちょうかいざん)の雪形までが
お前に見える 日本海

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