宮崎の女 — 夕月彩

生命(いのち)二つを 切り裂いた
橘橋(たちばなばし)は 別れ橋
いいひと見つけて 一緒になれと
冷たい言葉で 消えた男(ひと)
笑顔でさよなら 言えるのが
宮崎 宮崎の女です
後でひとりで 泣くのです

愛と情けを 道づれに
親より偉い 親はない
信じております 宮崎神話
願いは必ず 叶うもの
一途な思いを 通すのも
宮崎 宮崎の女です
夢はこころの 底にある

まるで旅でも するように
浜木綿(はまゆう)咲いた 浜の道
日南海岸(にちなんかいがん) 沖行く船を
心も拡がる 都井岬(といみさき)
眺めてあなたを ふと思慕(した)う
宮崎 宮崎の女です
波の囁(ささや)き ひとり聞く