「春風吹こうが 秋風吹こうが おわらの恋風 身についてならない」 (ウタワレヨ ワシャハヤス)ゆらぐつり橋 手に手をとりて(キタサノサ ドッコイサノサ)わたる井田川 オワラ 春の風 とやまあたりか あのともしびは飛んで行きたや オワラ 灯とり虫 八尾坂道 わかれてくればつゆかしぐれか オワラ はらはらと もしや来るかと 窓押しあけて見れば立山 オワラ 雪ばかり 「越中で立山 加賀では白山 駿河の富士山 三国
(キターサーキターサ)ハァー 本荘(キターサ) ハァー 名物(ハイハイ)ハァー 焼山の(ハイハイ) ハァー わらびヨ(キターサーキターサ)焼けば焼くほど(ハイハイ) ハァー 太くなる(キターサーキターサ) ハァー あちら ハァー こちらにハァー 野火つく ハァー 頃はヨ梅も桜も ハァー 共に咲く ハァー 出羽の ハァー 富士見てハァー 流るる ハァー 筏ヨ着げば本荘で ハァー 上り酒
ここの山の 刈干しゃ すんだヨ明日は田んぼで 稲刈ろかヨ もはや 日暮れじゃ 迫々かげるヨ駒よ いぬるぞ 馬草負えヨ 屋根は茅ぶき 茅壁なれどヨ昔ながらの 千木を置くヨ
馬コ嬉しか 岩手山(おやま)へ詣ろ金の轡(くつわ)に 染手綱「チャグチャグ馬コが 物言うた母様(じゃじゃ)も居(い)ねから お入(へ)れんせ」 去年祭で 見染めて染めて今年ゃ背中の 子と踊る 俺(おら)が馬コも 三国一よ嫁コしゃんと曳(ひけ)け 人(ひと)が見(み)る 皐月柳(さつきやなぎ)の 北上川へ鈴コチャグチャグ 音(ね)が響く