きみのすべてをぼくの自由にしたくてずっと大切にしてたわけじゃないだからなにも信じられなくなってもぼくを試したりしなくていいんだよ いいさ落ち込んでだれかを傷つたいなら迷うことなくぼくを選べばいいさびしさの嵐のあとできみの笑顔をさがしてあげるよ きみがいたから勇気を覚えて知らない場所も目をつぶって走れたきみのためにできることを あれからずっと探してる 全部だきしめて きみと歩いて行こうきみが泣くのなら き
やるせない 思いを胸に友だちは 去りました今日という 日のくることはさけられぬ ことだったのでしょう 友だちは 遥かな旅路に今いちど たたないかと手をとって ふるえる声で言ったけど あきらめたのでしょう 果てしなく 広がる夢と自由とが ほしかったあてのない 長い道でも何かしら 信じてたのでしょう 今日の日は 私にとっては届かない 彼でしたふりかえる ことすら忘れて友だちが こわかったのでしょう 汽車に乗る
生きてゆくのは ああ みっともないさあいつが死んだ時もおいらは飲んだくれてたそうさ おいらも罪人のひとりさああ また あの悲しみをおきざりにしたまま まつりごとなど もう問わないさ気になることといえば今をどうするかだそうさ あいつとうまくやらなければああ また あの悲しみをおきざりにしたまま おまえだけは もう裏切らないさ激しさが色褪せてもやさしさだけ抱きしめてそうさ おまえは女だからねああ また あ
雨もふりあきて 風もやんだようだねつい今しがたまで ドンチャン 騒いでた街がひっそりかんと ひざを正してさ静かだね 静かだね 夢でも食べながらもう少し 起きてようよ 君も少しは お酒を飲んだらいいさおぼえたての歌を 唄ってほしい夜だスプーンも お皿も 耳をすましてさああいいネ ああいいネ 泣き出しそうな声でもう少し いきますか 雲が飛ばされて 月がぽっかり ひとり言こんな空は昔 ほうきに乗った 魔法使
僕の髪が肩までのびて君と同じになったら約束どおり町の教会で結婚しようよ whm… 古いギターをボロンと鳴らそう白いチャペルが見えたら仲間を呼んで花をもらおう結婚しようよ whm… もうすぐ春がペンキを肩にお花畑の中を散歩にくるよ そしたら君は窓をあけてエクボを見せる僕のために僕は君をさらいにくるよ結婚しようよ whm… 雨が上って雲のきれ間にお陽様サンが見えたらひざっこぞうをたたいてみるよ結婚しようよ w
いっしょになれないからといって愛していなかったなんていうのはとてもこまるんだ、こっちを向いてくれ ぼくは君を愛しているにちがいないでも愛するってどういうことなんだろういま言える事は縛られたくないということだけさ 他人からみれば愛しあっているようにみえてそうなんだ、ぼくらはキスもして落着ける場所を捜し続けたけど だからと言って、いっしょになるというのは君の嫌いな者たちのいい草だったろうぼくはもう少しこのま
浴衣(ゆかた)のきみは尾花(すすき)の簪(かんざし)熱燗徳利(あつかんとっくり)の首つまんでもういっぱいいかがなんてみょうに色っぽいね ぼくはぼくで趺坐(あぐら)をかいてきみの頬(ほほ)と耳はまっかっかあゝ風流だなんてひとつ俳句でもひねって 部屋の灯をすっかり消して風呂あがりの髪 いい香り上弦の月だったっけひさしぶりだね月見るなんて ぼくはすっかり酔っちまってきみの膝枕にうっとりもう飲みすぎちまってきみ
喫茶店に行けば今日もまた見出し人間の群れが押し合いへし合いつつきあっているよ恋の都合がうまくいくのはお互いの話じゃなくて見知らぬ他人の噂話お笑い草だお笑い草だああ誰もかれも チンドン屋おいらもひらひら お前もひらひらあいつもひらひら 日本中ひらひらちょいとマッチを擦りゃあ火傷をしそうな そんな頼りないつき合いさ ラッシュ・アワーをごらんよ今朝もまた見出し人間の群れが押し合いへし合いでかけて行くよ商売
下駄をならして奴がくる 腰に手ぬぐいぶらさげて学生服にしみこんだ 男の臭いがやってくるアー夢よ よき友よ おまえ今頃どの空の下で俺とおんなじあの星みつめて何想う 可愛いあの娘に声かけられて 頬をそめてたうぶな奴語り明かせば下宿屋の おばさん酒持ってやってくるアー恋よ よき友よ 俺は今でもこの町に住んで女房、子供に手を焼きながらも生きている 男らしさと人が言う おまえの顔が目に浮かぶ力ずくだと言いながら
僕を忘れた頃に君を忘れられないそんな僕の手紙がつく くもりガラスの窓をたたいて君の時計をとめてみたいあゝ僕の時計はあの時のまま風に吹きあげられたほこりの中二人の声も消えてしまったあゝ あれは春だったね 僕が思い出になる頃に君を思い出にできないそんな僕の手紙がつく 風に揺れるタンポポをそえて君の涙をふいてあげたいあゝ僕の涙はあの時のまま広い河原の土手の上をふり返りながら走ったあゝ あれは春だったね 僕を忘れ
せんこう花火がほしいんです海へ行こうと思います誰かせんこう花火をくださいひとりぼっちの私に 風が吹いていましたひとりで歩いていました死に忘れたトンボが一匹石ころにつまづきました なんでもないのに泣きました
麦わら帽子は もうきえたたんぼの蛙は もうきえたそれでも待ってる 夏休み 姉さん先生 もういないきれいな先生 もういないそれでも待ってる 夏休み 絵日記つけてた 夏休み花火を買ってた 夏休み指おり待ってた 夏休み 畑のとんぼは どこ行ったあの時逃して あげたのにひとりで待ってた 夏休み 西瓜を食べてた 夏休み水まきしたっけ 夏休みひまわり 夕立 せみの声
さよならが 言えないでどこまでも 歩いたね街あかりさえ消えて足音がさみしいよわかってくれる ただ一人の君をはなしたくないのに 冷たいこの世界 みつめたら 泣いていたいとおしい 君だった悲しみをこらえてる傷ついた若い恋また会うときは 大人になっているだろう別れたくないのに 冷たいこの世界 また会うときは 大人になっているだろう別れたくないのに 冷たいこの世界年老いた男が 川面を見つめて時の流れを 知る日
悲しいだろう みんな同じさ同じ夜をむかえてる風の中を一人歩けば枯葉が肩でささやくヨ どうしてだろう このむなしさは誰かに逢えばしずまるかいこうして空を見あげていると生きてることさえむなしいよ これが自由というものかしら自由になると淋しいのかいやっと一人になれたからって涙が出たんじゃ困るのサやっぱり僕は人にもまれて皆の中で生きるのサ 人の心は暖かいのサ明日はもう一度ふれたいな一人ごとです気にとめないでとき
疲れ果てている事は誰にも隠せはしないだろうところが俺らは何の為にこんなに疲れてしまったのか 今日という日がそんなにも大きな一日とは思わないがそれでもやっぱり考えてしまうあゝ このけだるさは何だ いつかは何処かへ落着こうと心の置場を捜すだけたどり着いたらいつも雨降りそんな事のくり返し やっとこれで俺らの旅も終ったのかと思ったらいつもの事ではあるけれどあゝ ここもやっぱりどしゃ降りさ 心の中に傘をさして裸足で
朝日が 昇るから起きるんじゃなくて目覚める時だから 旅をする教えられるものに 別れを告げて届かないものを 身近に感じて越えて行け そこを越えて行け それを今はまだ 人生を 人生を語らず 嵐の中に 人の姿を見たら消えいる様な 叫びをきこうわかり合うよりは たしかめ合う事だ季節のめぐる中で 今日をたしかめる越えて行け そこを越えて行け それを今はまだ 人生を 人生を語らず あの人のための 自分などと言わず
この頃さっぱり釣りはだめですと高節くんが言う昔はこんな大物をと 両手をひろげて野の仏 笑ったような 笑わぬような ここにはいっぱい野鳥かいますねと高節くんが言うそらそら浮子(うき)にあたりがきてるよと 教えてあげたいけど野の仏 笑ったような 笑わぬような ぽっかり 浮んだ根なし人生ですよと高節くんが言う彼はずっとしゃべってるんだね ほら魚が逃げちまうよ野の仏 笑ったような 笑わぬような 鮒の病気が広がり