あなたもやっぱり 好きだったの?涼しい眼をした あの人が放課後の教室 人気もなくたたずむ少女は 私一人クラブ活動 もう終わる頃傾く陽射しが 胸に沁みてくるあなたもほんとは 待ってたの?渡り廊下で おしゃべりして あの時の無邪気な 面影を残してお互い 母だなんて年齢(とし)を数えれば 半分のあの頃と何も 変わりはしないもしかして今日 会えるかもと重ねたグロスの 唇よせて思いがけず 打ち明け話昔(まえ)
愛を歌わないで 思い出させないで耳もとでささやく あの声はもう聞こえない 街路樹の 色づく 時が来てあの歌が また街に流れるこみあげる せつなさをこらえて私は一人振り返る あの丘の 公園の ベンチには過ぎた日の わたしの恋があるあの頃は あきもせずいつまでもあなたの声を聞いていた 愛を歌わないで 思い出させないで耳もとでささやく あの声はもう聞こえない 穏やかな オレンジの 夕暮れは色あせた セピアのフォ
ねえわかるでしょ あなたが好きと私には 云えない愛の言葉は 男の子から云うものよとても近くて 遠い人なのそれが あなたなのよはずかしいけど ひとりになると淋しい私恋をしてる二人 だけどくちづけしないの青い空のなかを ならんで飛んでゆく白い鳩なの ねえわかるでしょ 心のなかは私にも 見えない愛の誓いは 男の子からするものよ恋人になら みんななりたいそんな あなたなのよはずかしいけど ひとりになると不安