佐渡育ち – 古都清乃

島のつばきと このわたし
紅く咲いてる 燃えている
あの夜が嘘でなかったら
はやく来て来て 逢いに来て
花のおけさの 佐渡育ち

便り見るより 顔みたい
だいて貰って 泣きたいの
淋しいおもい させないで
越後からなら すぐこれる
花のおけさの 佐渡育ち

海の匂いが プンとする
山と岩場の 外海府(そとかいふ)
あつい手と手を にぎりしめ
いつかあるいた ささやいた
花のおけさの 佐渡育ち

両津、相川、佐和田、小木
街に慕情の 灯がともる
旅路はつづく 夢の島
こがれこがれて なく千鳥
花のおけさの 佐渡育ち

つれてくるだけ つれてきて
かえしたくない 汽船(ふね)ばかり
女にうまれ よかったと
あなた見たとき 思ったわ
花のおけさの 佐渡育ち

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