ひめゆりの唄 – 古都清乃

なにも知らない 幼い身にも
心細かろ 夕日の色は
燃える沖縄 戦さの巷
母のない子に 母のない子に
風が吹く

唄も踊りも 忘れて捨てて
娘ざかりを 嵐の庭へ
響くつつ音 さんごの島に
散って悔いない 散って悔いない
このいのち

二度とこの世に 咲く日はないが
きっと咲きます またくる春に
娘ごころを ひといろ赤く
染めた桜の 染めた桜の
九段坂

コメントを残す