ひとり傘 – 古都清乃

女物でも よかったならば
あなた お持ちになりますか
濡れるにゃ冷たい 春時雨…
送りたいけど 人目を忍ぶ
通り雨 通り雨
恋はいつでも ひとり傘

離したくない 心がさせる
結ぶ帯さえ 遅れ勝ち
女の甘えを 責めないで…
次の逢瀬を 待つ身はつらい
なみだ雨 なみだ雨
帰るあなたの ひとり傘

余り傘でも 日を置かないで
あなた 返してくださいね
逢いたいと想いの 遠回し…
無理を通せば 世間が責める
別れ雨 別れ雨
すがりつけない ひとり傘

コメントを残す