大学ノートの裏表紙にさなえちゃんを描いたの一日中かかっていっしょうけんめい描いたのでも鉛筆で描いたからいつのまにか消えたの大学ノートの裏表紙のさなえちゃんが消えたのもう会えないの もう会えないの二度と会えないの 大学ノートの3ページにケメ君を描いたの一日中かかっていっしょうけんめい描いたのでもあんまり可愛いいから憎らしいから消したの大学ノートの3ページのケメ君も消えたのもう会えないの もう会えないの二度
舞台袖に 酒がしこたま用意され飲んだくれジョニイが 舞台へ出てゆく彼女の唄を 二人のためにブルースを ブルースを奴は 今夜もやる 親方は心配顔で 呆れてる明日は奴の首 切ってやろうかおふくろの唄を 遠い夜空にブルースを ブルースを奴は 今夜もやる 明日はどの街 どの面さげて唄う飲んだくれ ジョニイ 舞台中の灯りは 残らず落とされ飲んだくれジョニイは 舞台を降りてく今夜の宿は 彼女の胸子守唄で 子守唄で奴
ステーションホテルの窓からがらあき夜汽車が すべり出る部屋の中は逢いびきでタバコの煙 むせび泣き ガラス窓の夜空から北斗七星 流れ星ふれあう肌の影法師二人の吐息 赤いバラ 愛しあえた二人から隠された嘘が消えていく温もりの残った部屋中に明けてく朝が 忍び込む 温もりの残った部屋中に明けてく朝が 忍び込む ステーションホテルの窓から一番列車が 滑り出るプラットホーム 朝焼けで人影まばら 忍び逢い
抒情詩傘に雨の街へ通り過ぎる人の後ろ姿僕は独り雨宿り ポツリとひとつ瞼(まぶた)を隠し濡れてはなるかと駈け抜ける僕は独り雨宿り それでも外へそれでも外へ僕の部屋から 知らぬ顔ばかりの悔やしさに溜息ばかりの薄情け僕は独り雨宿り それでも外へそれでも外へ僕の部屋から
ビルの烈け目を消防車サイレン鳴かせアスファルト道けたたましさだけがビル街にひびく とげとげしさを出しきったサイレン建ち始めたビルの鉄骨アルミの擽りを僕に刺してった 鉛色のスモッグ街々にかぶり烈け目の底を人が小走りあの娘の胸にもこんな音が
やりきれないよと ほざいてはにこつきながら 酒をのむ 小雨がちらつきゃ ばらつきをさかなにしたてて 酒をくむ uh…… 誰かが顔だしゃ 手をたたき待ってましたと 酒をだす uh…… 夜更けに目ざめりゃ かちわりをグラスをうかべて 酒となる uh…… しょむない奴だと つぶやいてそのしょむなさも 酒にする uh……
スイートピーをあげるよ ライラックと一緒にやさしかった君にあげるよ ほんとは虞美人(ぐびじん)草とか 福寿草って思ったけれど悲しくなるからやめた 僕あまり高いもの買えないだから ステキなもの探したんだぼくがみつけた花言葉心をこめて 贈るよ スイートピーにライラックを さくら草もそえてさよならする君にあげるよ 僕あまり高いもの買えないだから ステキなもの探したんだぼくがみつけた花言葉心をこめて 贈るよ スイー
通り雨に降られてあの娘(こ)にふらふられてチョッピリいい気持ち 通り雨にさらされてあの娘(こ)にさら去られてチョッピリいい気持ち でも終っちまったのさそう終っちまったのさただ 濡れただけの事さ 通り雨に降られてあの娘(こ)にふらふられてチョッピリいい気持ち
逃げ出したい夏は逃げ出したい夏は夕立ちを待って君を待ってまた眠れない 逃げ出したい夏は逃げ出せない夏は陽かげを追いかけて君を追いかけてまた見つからない 逃げ出したい夏は…逃げ出したい夏は…逃げ出せない夏… 夏…
退屈しのぎに他人のうわさじゃ退屈すぎるよ 退屈しのぎに独(ひと)りぼっちの散歩じゃ退屈すぎるよ 暖かすぎる冬の日 ごろんと横になってきみの事考えたらきみも退屈みたい 遠くの空をながめちっちゃな飛行機みつけてあれ、落ちたらいいな! 暖かすぎる冬の日 とても退屈
あまりに軽い 寂しさだからいつでも愛は かるはずみあるけ あるけ落葉の上をだまりこんでその時 君は唄ったか あまりに気ままな 憎しみだからいつでも叫びは かすりきずひろえ ひろえ落葉の上を風に追われその時 君は唄ったか あまりに遠い やさしさだからいつでも歌は ひとり言うたえ うたえ落葉の上をのぼりつめてそれでも 君は唄ったか
雨降り模様は傘(こうもり)咲かせ 某(なにがし)坂をひた走る信濃町まで 足は延び 二人会えれば ランデブー 空(から)梅雨空には傘(こうもり)閉じて野球見物 楽しめば小石川から肩寄せて二人歩けばランデブー 雨のち曇は傘(こうもり)抱えロードショーの帰り道流れる人は銀座へとつられて二人も ランデブー 雨降り模様は傘(こうもり)咲かせ 某(なにがし)坂をひた走る信濃町まで 足は延び 二人会えれば ランデブー
あした引越しますおばさんや二階の人に未練がある訳じゃないけれどちょっぴり寂しいな アパートの近くの梨園という喫茶店でよくしゃべったっけね今日もその前通ったっけ 私はいつも長野という田舎をしょった頬の赤い娘ここには住めない女かも 一度忘れた思い出は…一度忘れた思い出は…一度忘れた思い出は… 一度忘れた思い出は…一度忘れた思い出は…一度捨てた思い出は…
さくらの花びら 風吹(ふぶ)いてひなの祭り 来ても祝う娘はどこにいる年中行事にしばられて今年もまた あくせく あくせく 暦の上に秋立ちて二百の十日 来ても出会う人に会えぬまま年中行事にしばられて今年もまた あくせく あくせく あいつらとはもう話せないはずあいつらとはもう話さないはず
からっ風 大きく 春一番街はまた模様替え癪(しゃく)の種は 右に左に 僕は また腹立てる君がもどったと喜べばそらみたまた他人の空似夢見心地で見た夢じゃ このまま夢のまま とけ込めないのか とけ込まないのか僕はまだ生活をみつけられないゆるせないのか ゆるさないのか流れる 流される とんぼ返しの街と部屋したい放題すれ違う家には戻れない 恥はかけない意地ばかりの 意気地無し情け知らずで 縁切られ受けた恩を 
ひとりの祭りには赤いブドウ酒飲み“まったくめでたい めでたい”とつぶやきアスファルトの道行く人波に“おめでとう おめでとう”とちどり足 ちどり足で ブドウ酒のにがさあまさにこんなに顔をしかめ“僕の帰る処は いったいどこなの”と夜明けのしらけきった街に叫び 叫びかけながらちどり足 ちどり足で アスファルトの道行く人波に“おめでとう おめでとう”とちどり足 ちどり足で
街は日増しに華やかさを増し楽しめるムードには 事欠かぬが言葉のたくみさが幅きかせ信じ難いムードにも事欠かぬ ひと春ごとに めぐりめぐる季節は果てしなくたくす望みは底知れぬが悩みの種はばらまかれ底知れぬ望みは底をつく ひと夏ごとに 3年や4年そこいらの思い出にすがりつき3年や4年そこいらの見通しにすがりつく ここぞとばかりに帆をあげて力の限り進めども中途半端はまぬがれず日々の暮らしに気をとめる ひと秋ごと
仕方がないから 近所をぶらりたばこを買って戻りあとは手もちぶさたの一人きり ろくでなし 何もやる事なしろくでなし 何もやる事なし やる気なし 仕方がないから 飯にしてテレビのドラマを気晴らしにあとは手もちぶさたの一人きり 仕方がないから ふとんにもぐり読みかけの本をパラリあとは手もちぶさたの一人きり ろくでなし 何もやる事なしろくでなし 何もやる事なし やる気なし
あびた酒でホロリ酔って酔った心で誰かを想う想うだけで終わり 終わりです やりたい事をやり残して明日こそはとまた思います思うだけで終わり 終わりです それはそれとしていいとしても気にしないではいられない ばかとりこうじゃばかがりこうさそう思わなけりゃやりきれない思うだけで終わり 終わりです
たまにはひとりもいいものさだけど僕はいつもひとりだよ たまには旅もいいものさだけど僕はいつもひとり旅 たまにはいいものさたまにはねたまにはいいものさひとりも旅も
こんな小さなポスターカラーで何を描こうか君の事を想い出して描いてみます 黒い下駄をひっかけてカランコロン カランコロンって君はいつも僕を想っていたでしょ オレンジジュース飲みたいわ私 白が似合うでしょ噴水の水はいつもきれいすぎるわ 紅茶にしますかミルクはどうしますか 今日は畳替えの日なのだから外で会いましょうねテニスコートを眺め君は僕に抱かれたでしょ また終っちゃうのね嫌な夏がって君は窓を拭きながら言ってい