明日のことなど わからない現在(いま)を大事に 生きるだけたったひとつの このいのち女に生まれて きたからは思いのままに 華やかに恋の花を 咲かせたい 他人の噂は 気にしない誰に文句も 言わせない時の流れに ゆだねるも抗(あらが)い生きても かまわない誇りは高く のびやかに夢の花を 咲かせたい 明日は明日の 風が吹く今日の涙は 雨になれ一度しかない 人生を悔やまず生きたい これからは思いのままに 艶(
指宿(いぶすき)行(ゆ)きの 列車に揺られ今日は切ない 一人旅あなたと歩いた 知林ヶ島(ちりんがしま)の縁(えにし)を結ぶ 砂の道現在(いま)は涙の 満ち潮で渡りたくても 渡りたくても 渡れない 小さな駅の 黄色いポストどうか届けて この想い出逢いと別れが ぶつかり合って一期一会の 砂の道愛の炎を 消せなくて忘れられない 忘れられない 忘れない 錦江湾(きんこうわん)に 面影揺れてあなた恋しい 桜島幸
ある晴れた日 遠い海の彼方に煙がたち 船がやがて見える真白い船は 港に入り礼砲を撃つごらん あの人よ だけど迎えにゃ行かない近くの岬へ出て そこであの人を待つのよ いつまでも… 幕末から明治へと大きく移り変わった御一新の頃、私は没落した元武家の娘として家計を助けるためにと、丸山遊郭に舞いと茶の指導にと通うようになりました。そこで米国の海軍士官ピンカートン様と出会い、二人は深い恋にと落ちてしまったので
一人で生きると 心に決めて涙をこらえて 歩いて来たわつらい坂道 回り道きっとあなたに 逢うために生まれてきたの…春が来ました 二人の春が 哀しい時には 泣いたらいいと涙を優しく ぬぐってくれた肩の荷物も 幸せもきっとあなたと 分け合えば乗り越えられる…春が来ました 私の春が 袂(たもと)に隠した 女の夢が涙の分だけ 大きく咲いた寒い雪道 いばら道きっとあなたと 一緒なら明日は晴れる…春が来ました 二人
あなたと旅した 想い出を抱きしめ辿(たど)る 城下町指月山(しづきやま)から 見下ろせばあなたの行方(ゆくえ) わかるでしょうかこらえきれない 涙が落ちて心を濡らす 萩しぐれ 歴史を映した 白壁に笑顔でのぞく 夏みかん先が見えない 鍵曲(かいまがり)二人の恋の 明日のようね決めた別れに 涙が落ちて心を濡らす 萩しぐれ くすぶる未練は 今日限り流して帰る 藍場川(あいばがわ)愛は壊れて しまっても過ごし
一緒に歩いた 苦労で決まる夫婦(めおと)の値打ちと 言うものはそんな科白(せりふ)を 心の杖にどうやらここまで 生きて来た世話をかけるよ なぁ……お前は命の 恋女房 いつでも誰かに 担(かつ)がれなけりゃ踊れぬ神輿(みこし)さ 人生は数え切れない 出逢いの中でどれより大事な めぐり逢い絆うれしい なぁ……お前は一生 恋女房 この次生まれて 来る日のために結んで置きたい 赤い糸どこの誰にも 渡しはしない
花には命の 水がいる人には情けと 愛がいる似た者どうし あんたと私切れぬ思いの 糸を噛む辛い別れに なるけれど涙乾けば 明日(あす)も来る 今でも好きかと 問われたら夢ならこのまま 醒めないで右と左の 二人のさだめ泣いて惜しんで くれますか無情七坂 どこまでも見えぬ真実(まこと)を 信じたい 冬には吐息も 凍りつき恋しさ忍んで 春を待つ数えきれない 想い出だけど忘れちゃいなと 風の声耐えて渡れば その
波間に浮かぶ 海標(かいひょう)を知っていますか あなた行き交う小船に 浅瀬を知らせるちょうど今のあなたです来るな 来るなと云う遠くなっていく おもかげ川尻(かわしり)岬に 千畳敷行くあてもなく 歩いてみました本当ですね 似合い過ぎますねさみしい 女の 日本海 荒波削る 龍宮は悲し過ぎますね あなた見知らぬ人の 寄り添う影に心閉ざす 私ですシュルル シュルルと鳴く海風(かぜ)よこの思い 伝えて川尻(
右へ曲がって 左に折れてこの坂 明日(あした)へ 続くのですかあなたとふたりの 道行きを一生一度の 我が儘(まま)と赦(ゆる)して下さい いろは坂 じっと見ている 二荒(ふたら)の山も解(わか)っているでしょ 女の心遠くて険しい みちのりはすべて承知の 恋だもの泣いたりしません いろは坂 闇に迷って 転げぬように照らしてくれてる やさしい月よこうして歩ける 倖せを胸に仕舞って つづら折りあなたと生きま
雪より白く咲く花が凍えた風に揺れてたよ遠い昔に死んだ女の想いが浜辺に咲くらしいあんた赤い冬の花行きずり俺に酒を注ぐこのまま抱き合う夜になれこんな寂しい風の国子守唄 歌う声潮騒に似て胸を揺するよ波の音だけを聞いて生きてきた人よ曇り夜空の海鳴りが次の夜明けまで 流れてゆく 入江に抱かれた港町小さな歌が流れてるこんな二人のお伽話を隠す月さえもない夜に窓の外 虎落笛(もがりぶえ)すすり泣くように胸を揺するけ
港桟橋 埋め尽くし雪がしんしん 降るばかり心細さは 誰のせい肌の寒さは 誰のせいあなた私が みえますかひとり淋(さみ)しい 港町シネマ 琥珀色した バーボンを飲めば心に 沁みてくる逢うは別れの 始めとかひとり我が身を なだめても夢の続きを 捨てきれずあなた浮かべる 港町シネマ 船の汽笛と ブルースが何故(なぜ)かあなたに 似合ってたやがて波止場に 灯(ひ)が点(とも)りゆれて切ない 帯(おび)になるせ
流す涙が お芝居ならば何の苦労も あるまいに濡れて燕(つばめ)の 泣く声はあわれ浮名の 女形 (歌謡浪曲)「お江戸の夜の 紫は色もゆかりの 花川戸助六さんに たてた義理主(ぬし)に血道(ちみち)を揚げ巻きは花形 中村 雪之丞叩く涙の 牡丹刷毛」 (セリフ)「浪路様おこころざし嬉しゅうは存じますれど、雪之丞めがお伝葉に従わぬは、共に天を載かぬ、あなたと私の運命(さだめ)ゆえ、お許しなされてくださりませ、
一年に 一度でいいから 逢いたいと藍染め浴衣の 君が泣く秋には嫁ぐ やせた背にさらさら揺れる 笹飾り七夕祭りは 賑やかでやがて切ない ああ 星祭り 牽牛(けんぎゅう)と 織女(しょくじょ)の哀しい 物語り似ている二人の 運命星(さだめぼし)変わらぬ想いを 短冊に綴って竹に 結ぶとも七夕祭りは 華(はな)やいでやがて哀しい ああ 夢祭り 星となり このまま流れて 行きたいとなみだの瞳(ひとみ)で 君が言
遅い春でも根雪は溶ける冬の寒さに耐えて咲く雪割草は私の花よ暗い谷間のせせらぎを聞いて咲く日を夢にみる 梅や桜の派手さはないがそっと咲きたい山の蔭雪割草は私の願い秘めた愛ならあの人に咲いて想いを届けたい 春を招いて小さな花を咲かす命の愛らしさ雪割草は私のこころ夢をささやく花びらに愛の運命をたくしたい
そっと襟あし 撫でてゆく風はあなたの 吐息でしょうか中橋(はし)を渡れば 三之町(さんのまち)訪ねて来ました 逢いたくてずっと私は 独りでいたとどうか伝えて… 飛騨の月 宵の祭りに ふたりして堅く結んだ 心と心きっと解(ほど)けて いないこと今でも信じて いる私江名子川(かわ)に浮かんで ふるえて揺れて泣いてくれてる… 飛騨の月 両掌合わせる 白川郷(しらかわ)の茅葺(やね)は私の 祈りの姿あなた以外
風が冷たい 湖畔に立てば胸の面影 せつなく せつなく揺れる別れたくない 嫌ですとすがれば良かった あの時にせめても一度 会いたいあなた頬に冷たい 未練…諏訪の雨 情け尽くして 愛してみてもつかむそばから 幸せ 幸せ逃げるそっとあなたに 寄り添って甘えたあの日は 夢ですか痩せた心に ぬくもり欲しい傘に重たい 未練…諏訪の雨 誰を待つのか 水鳥一羽沖の波間に 淋しく 淋しく浮かぶ遠く離れりゃ なおさらに心
雪また雪にみちのくは暮れてわらべのはしゃぐ声帰りたいあの頃にかまくらのともしびは故郷の恋あかり夢あかり 花くれないにくちびるを染めて恥じらう綿帽子帰りたいあのひとに嫁ぐ日を待ちわびた遠い日のぬくもりは今どこに 風凍てついて哭く夜も春は心の中にいる帰りたいあの町に哀しみを埋めながら故郷に雪が降る夢が降る
女 ひとり 生きています 今日は古都の旅僅かな 荷物は 希望と思い出寺の 塔の 上にいます 月も一人旅凛々しく 涼しい 光り投げながら顧みれば 悔いも 見えるけど それはただひたむき 過ぎた 恋の華の影街の家並(やなみ)匂い立てば いにしえ人(びと)のおおらかな営み 笑顔輝いてまた明日へ 踏み出す足 一所懸命が何より素敵だと 背中 押す 声 声がする 今も 愛が 湧いてきます 心癒える旅これまで 愛
いつかあなたに 着せたいのです母の形見の 結城(ゆうき)つむぎを裄(ゆき)も着丈(きたけ)も 同じならきっと似合うと 思います笑顔のきれいな あなたのようにそれはやさしい 母でした寒がりだった この僕に母はきまって 言ったものです二月堂のお水取りが 済んだから春はそこまで 来ていると いつもあなたに 見つけるのです若いあの日の 母の姿を小首かしげて ものを聴く何気ないよな しぐさにもきっとあなたと 
赤い鞄には手書きの譜面がドレスの間に大切に入れてあるおまえは愛がほしくないのか声をふるわせあなたはとめたこんな私忘れてなにもかも捨ててゆく旅よひとり東京へ 外は荒海か夜汽車の窓からふるさと灯りが遠くなる闇になるあなたに背くこの悲しみと辛いわかれを歌ってゆくわこんな私許してなにもかも捨ててゆく旅よあなたしあわせに みはてぬ夢と泪を乗せて嵐のなかを夜汽車は走るこんな私忘れてなにもかも捨ててゆく旅よあなたし
母のやさしい手枕で眠りつくまで 子守唄夢で 夢で 目覚めた時はいつもさがした母の胸こころやすらぐ おもいで暦 ひとりせっせと晴れ着縫う頬にひとすじ ほつれ髪とても とても 温かかった日向みたいな 母の愛知らず知らずに あふれた涙 苦労話もあるだろにこぼさなかった 愚痴ひとつ嫁ぐ 嫁ぐ その日が来たら持って行きたい 母ごころ数え切れない
あなたを失(な)くして 私の胸の小さな庭は 荒れ果てたあなたの笑顔が 太陽でいつでも優しく 照らしてた泣いてばかりの 毎日をまるで空から 見守るように咲いた咲いた咲いた咲いた 桜が咲いた 一人で生きてく 私にとってこの世は少し 広すぎるあなたの隣が 私には一番大事な 場所でした忘れないでと つぶやけばまるで明かりを 灯したように咲いた咲いた咲いた咲いた 桜が咲いた あなたと出逢えて 私の胸の小さな庭に
倖せだったら 女がひとり手酌で飲んだり してないわ雨降る夜の 屋台村本気で惚れても 別れたら未練をあなたは くれるだけ涙がほろり ほろりほろほろ ほろり酒 あなたを忘れる お酒があれば飲ませて下さい 今すぐにいいことばかり 想い出す二人で暮らした 二年半恋しさつぎたす 夢もよう涙がほろり ほろりほろほろ ほろり酒 あなたのなの字を しの字に変えてあしたと小窓に 書いてみる夜ふけて外は 雨あがり愛した心の
添えない運命(さだめ)の 二人でも出逢った運命(さだめ)を 信じたい命をかけて 愛することはそんなにいけない ことですか女は胸に ひとすじの恋を抱いてる あかね月 別れる理由と 引き換えに別れぬ理由を さがしてるのんびりしてる 私がきっと生まれてくるのが 遅すぎた女は胸に 幾千の涙燃やした あかね月 もつれた絆の 二人でも結んだ絆を 信じたい目覚める場所は 違っていても流れる血潮は 同じいろ女は胸に 
眠れないほど 悲しい夜にあなたの歌で 励まされた そんな想い出 持ってる人が今の私の心の友 虹の彼方は どうですか光の雲に 包まれますか 歌こそ人生そう言い切っていた Ah あなた あらためて ビロードの 声をありがとう 人に幸福 届ける人が自分自身は 幸(さち)が薄い 夕鶴みたい 羽を抜き身を細らせていたんですね 広がる空が 好きですか優しい風と 遊んでますか 歌こそ生命(いのち)のその言葉通りの Ah あなた 何度
ふたりで歩く 雨あがりが好きふたりで見上げる 青空が好きさよならだけの この町で逢えてよかった あなた あなた消えないで いつまでも…あなた 私の虹 あゝ… 虹の架け橋 昔の唄が 今日も流れゆく昔と変わらぬ たそがれの小径(こみち)行きかう人の ほほえみに想いだします あなた あなたふるさとは 遠いけど…あなた 私の虹 あゝ… 虹の架け橋 ちいさな春が 胸にしみるよなちいさな花屋の 福寿草の彩(いろ)
ひとつの恋が 終わるときおんなは旅に 出るのでしょうか信越本線(せん)で 小諸(こもろ)まで千曲川(ちくま)の流れ 見ていますこんなに遠く 離れても逢いたいこころが 乱れますあゝ 風の中 振り向けばやさしいあなたの 想い出ばかり… おんなは愛の その深さ別れたあとで 知るのでしょうかあなたのいない 蓼科(たてしな)は寂しさだけが 肩を抱く黄昏色の 湖にこぼした涙は 誰のためあゝ 出来るなら 白樺(し
ねぇあなた… しのび雨ね鎌倉の 紫陽花(あじさい)にはらはら 戯(あそ)ぶ雨かしてかしてかして下さい よりそう肩を恋の細道 花の寺あなたわたしに 迷いはありません ねぇあなた… 腕を組んで歩きたい 切通(きりどお)しためらう 指が泣く夢を夢を夢をたくした八幡さまの枝にむすんだ ちぎり御札(ふだ)静御前の 運命(さだめ)のようですね ねぇあなた… つらくなるわ岐(わか)れ道 化粧坂(けわいざか)涙が す
外は細雪(ささめゆき) こころ春ごよみ少し派手目の 塩沢(しおざわ)つむぎあなた好(こ)のみの 艶かしらかよう笹野(ささの)に 下駄のあと白い越後路 恋情話 花は雪椿 里は冬ごもり風が奏(かな)でる ふれあいしぐれ肌に紅さす ほり炬燵(ごたつ)女ざかりの じょんのびよ白い越後路 恋情話 瀬音湯のけむり 地酒盆の上雪見障子(ゆきみしょうじ)に かさなる影絵好きの一文字(ひともじ) つなぎあう揺(ゆ)れる
りんごの花咲く 木の下で初めて出逢った あなたとわたしどこがよかった 訳じゃないけどあなたと共に あなたと共に生きると決めた 花吹雪はるかな旅路の 始まりでした みかんにいちごに さくらんぼふたりで育てた かわいい子供どんな嵐も いつかは去って朝には お日様 照らしてくれた励ますような 眼差しであなたはわたしを 見つめてくれた 黄金(こがね)の稲穂が