BIRD SONG – 南壽あさ子

空梅雨にため息絡ませたら
塗りかえたい日々が 胸を掠めこぼれて
波を描くよ

強がって誰かを傷つけたり
明日をこわがって 進めないこともある
優柔不断なわたしの

鉛のように重くなった心をとかして
振り向けないほど遠くへ
白い羽根をつけて今、飛んでゆきたいの

正しさを取り違えたわたしの
涙はふかないで
なぐさめなくていいの
それでも自然なわたしを

海の風とともに あなたはそっと
さらってくれたの
あなたがいる それだけでやさしくなれたよ
夜はもうあたたかい

誰もが間違いを胸に抱いてる
わたしたちはまた取り戻せるよ

渡り鳥は知ってるの 自由と不自由
この愛の意味も
あなたがいる それがすべて
あたらしい時代をふたりは生きよう
この風に乗って わたしは生きよう