僕の好きな子は 蕎麦屋の娘さスタイルがよくて ユニークなんだ一緒に暮らしたかった君をうちから連れ去ってしまった僕だけど帰って行ったところは他の男のところだったねあれから十年 僕も三十変わらずに愛してるのは僕が男だからだろうか 僕の好きな子は 蕎麦屋の娘さお父さんにも お母さんにもお世話になりました君をうちから連れ去ってしまった僕は今日もお蕎麦をご馳走になるそんな有様さあれから十年 夏はもうすぐ暖簾の
頼んでもないのに 図々しくその’毛’伸ばして 湧き上がる人の見る目を汚したいだけのお前ら 憎いハナゲ達 ぶった切られたら 何も出来ずそのくせまたまた伸びやがる人の見た目を汚したいだけのお前ら 憎いハナゲ達 毛根絶ってみても ぐんぐんと知らず知らずにまた増える空気変えなきゃ 根絶やしできぬお前ら 憎いハナゲ達 自慢の面さえ 鬼の首一本見せたら しめたもの退屈しのぎが 関の山お前ら 
いつもの店の いつもの席いつもの酒と いつもの話どうしたことか今日は いつもの話ができない 僕はと言うと 変わらないいつもの上着と ボロ靴を引きずってまたこの店に来ているのだが やっと暖簾が揺れたかと思うと暖簾を揺らしたかと思うと僕の前を素通りし 奥の席に一人 名前を呼んでみるのだがあいつはこっちを見ないそのうち主人がおかしな顔で おかしな顔で僕を見る やっとのことで目が合ったと思うとその口を開いて 何か
朝から 朝から 朝霞という名の町へ行く稽古なんだよ 映画の稽古にさ 映画よ 映画よ 近頃元気がない映画時代なんだよ そういう時代にさ 時代よ 時代よ 個人で生きるに困らぬ生活生活するんだよ 画面越しの顔でね 顔だけ 顔だけ 人の見かけを拾い上げ気に入れば しばらく使うのさ 使うのさ 使うのさ 自分の都合で乱暴に迷惑だろうに 俺に好かれてね 好かれて 好かれて 好かれた後でスカされてあとが怖くて 今日も生きら
あの日と同じ葉巻を買って懐かしさはもういらないはずなのに愛した頃の香りが恋しい何も思い出せなくなる前にこんな日に限って雨が降るデジャヴのような僕がいる身動きしないまま 時間が過ぎた明日は 明日は君の誕生日 明日の空っぽにしたダイアリー誰のためになる時間をつくる愛した頃の話が恋しい誰も思い出せなくなりそうでこんな日に限って雨が降る濡れて歩けば 様になるだろうか置き去りの時は いつまでつづく明日は 明日
季節ばかりを食べてるようでそれで生きてる気になってそれで何年 生きたのか数えるのも怖くなり 人の世話になりっぱなしでそれで生きてるようなものそれで何年 生きれるか曇る顔は増えるばかり 助ける人がいるうちにそれで生かされているうちに借りたものを返さねば借りたものを返さねば だけど私には売るものが売れそうなものがあるわけじゃなく物乞いするには まだ若く歌を歌っているのです どこかに私に似た人が居るならそいつは
夕暮れが近い時が来ると私はいつも同じ事を想う今日の一日は何かの為になっただろうか一銭の儲けも作らぬままにまた暦は前だけに暦は前だけに進む 十二時が近い時が来ると私はいつも同じ事をしてる今日の一日を何かに残そうとするのだが一銭の儲けも作らぬままにまた時計は右だけに時計は右だけに回る 朝焼けが近い時が来ると私はいつも同じ夢に入る明日の一日も誰かと生きようとすればこそ一銭の儲けは作らなければまた朝陽は上だけ
眠たくもないのに布団に入るのは歩きたくないのです腹が減るのに何も食べないのは動きたくないのですそんな生活をやめようとしないのは言い訳をしたいからでそんな生活をやめようとしないのは言い訳にならないからで 仕事は仕事 遊びと違うから向こうからはやってこない待てど待てど 仕事はやって来ないそろそろ腹も減るのだがそんな生活をただ過ごすのは銭が嫌いなわけじゃなくそんな生活をただ過ごすのは銭にありつきたいから つ
ベランダに吹く 秋の風が今年は冷たくない去年と違った穏やかな風が僕の肩を撫ぜてゆく 部屋の模様も少しは変えたさ男のにおいだけさせめての飾りに 添えた花一厘空き瓶の中で泣いていた 本当は君が心配さ誰と暮らしているか そんな話を語る友達も今はたくさん居るから 本当に君が好きなんだろうかわりを探せない 語り合う夜更けに おぼろげな月もやがて朝陽に変わるから やがて朝陽に変わるから
土の上には床(とこ)がある床の上には畳がある畳の上にあるのが座蒲団でその上にあるのが楽という楽の上にはなんにもないのでしょうか どうぞお敷きなさいとすすめられて楽に坐るさびしさよ土の世界をはるかに見おろしているかのように住み馴れぬ世界がさびしいよ 土の上には床がある床の上には畳がある畳の上にあるのが座蒲団でその上にあるのが楽という楽の上にはなんにもないのでしょうか
何をしてもすれ違い何か言えば傷つけて意地で一緒に居たようなそんな時代があった 君が灯したあかりの部屋に僕は住んでいたのさあの日から窓は暗く飾る花もなくなった青春はいつも過去にあるようで昔を見ていたくなる 誰かいれば癒されて何かすればごまかせる無理に生きがい探すようなそんな時間が続いてる 君が灯した希望の中に僕は生きてみるのさあの日から服も着替え語る話も変えたけど青春がいつも過去にあるようで昔を見ていたく
川の流れは二人を欲しがり黒い水面を見つめさせる短い秋の終りになってつめたい風が吹くころに暖め合う気になれなくて明日の覚悟を決めながら二人は並んで歩いている愛さえあれば こうならず愛がこわれて こうなった 灯りの消えない街を選んでそれが希望と信じて生きたせまい部屋に花を飾って季節だけは忘れずに雨が降る日は 雨を見て風に吹かれて歩けたなら二人はやさしいままだった愛さえあれば こうならず愛がこわれて こう
走り出した十年前まだ若い甘えに揺られながら君はどこにも止まらない様子でただ僕のそばにいてパノラマに未来が見えていたね 二人を乗せた白いロマンスカー行く先を見ずにただ飛び乗った約束された指定券は片道きっぷのまま今も僕のポケットの中 隣の空いたままのシートに僕はまだ座り続けているよ君がどこかのホームで待つようで窓の外が気にかかる終着駅までは前だけ向いて 二人を乗せた白いロマンスカー十年の月日を走り抜けたフロ
あっちのあいつがこっちの私に声をかけているその時ふたりが初めて互いの顔を知るこっちの私はあっちのあいつをきつく睨みつけ冷めた口調でなじるように こう語る 諦めなさい 足掻きは見苦しい自分の都合で暴れるなだめだめもう遅い 甘やかし過ぎた過去を今こそかえりみる その時が来た あっちのあいつはこっちの私を悪に仕立て上げそれがいつもの奴らの手口だ耳を貸すなこっちの私とあっちあいつじゃ話ができないまるで言葉の違う国の異
君は覚えているだろうか江ノ島電車を飛び降りて二人歩いた鎌倉海岸 白い陽射しの中今も生き生きとした 二人の写真が僕一人を惑わせてるあんなに鮮やかな季節は二度と訪れはしないだろう君は忘れてゆくだろうかこんな幼い日々を 歩き疲れた靴を脱ぎ波打ち際ではしゃいでた後ろ姿が止まったままでもう振り向くことはない走る電車の色と海風の音はあの頃同じだけど長く伸びた影の形が半分になってしまった君はもう来ないのだろうか江
覚えてますか 愛の日々をカーテンの色 壁紙の模様借りたままの本の頁が今も折り込んである他人同士が愛を作って互いの羽をうばい合ってたそれは誰にでもある様なこと傷を気にせずに愛した証時が経ちすぎた今の私に二度とおとずれない日々 覚えてますか 愛の日々を見つけましたか 次の人を一人の部屋に慣れた頃には便りを宛てみます他人同士は約束がなく自由の羽が隠れていたそれは誰でもが持ってた翼鍵のない窓に気づいてしまっ
最終電車の終わった時間に店を出てみな別々の帰り途流しのタクシー そのまま見送り歩いていると優しく揺れてる 東京タワー 時間に合わせるように歳を重ねて自分らしく生きてたつもりが気づけば何処かの風に さらわれた今日という日があることを あいつと朝まで遊んだ街の交差点もう そこに二人の影はないテールランプが吸い込まれてゆくそんな色した 東京タワー 無理矢理覚えた流行りの歌など口ずさみ「もう若くないさ」と笑いな
急いでいるならすぐに帰ってくるがいい荷物が決まれば 鞄くらい持つよお互いの歌 忘れたから送り出すメロディーは重い霧笛にかき消された誰よりも美しく いつまでもそのままで時は行く 君を連れて 遥かな西航路 忘れものしたらすぐに帰ってくるがいい部屋を片付け 紅茶なら入れるよそんな夢に縋る日々も日毎に薄れてゆく季節が変われば 服を着替えよう 誰よりも麗しく いつまでもそのままで君は行く 愛を連れて 遥かな西航路
打てないそんな日 落ち込まずにどこかで美味しいモノを食べようまわり道も悪くないきっとそれは必要な時間さたこ焼き食べて 明日からホームランひっくり返せ 土壇場9回の裏何が起こるかは どんな偉い人も分からないのが 未来 打てない 守れない 走れない大事な時には必ずエラーそんな僕にも親がいる愛してくれる 親がいるたこ焼き食べて 明日から親孝行腹を減らすと 母ちゃんが悲しむぞ寝床さえあれば 夢は見られるからき
そして 夢は断ち切られて愛に逃げられてゆくどこを探せばいいのか誰も教えてくれない 僕を迎えに来たような黒い汽車が今着く隙間だらけの鞄音を立てる カラカラと 曇った窓に 懐かしい町灯り指で擦ることもせずにうしろ向きの席に座る 揺れる汽車が誘う眠りに瞼 おろせばきっと君と暮らした日々が夢のつづきになるだろう 最後に触れた あたたかい掌のぬくもりが消える頃本当の哀しみに出会う 長いトンネルの出口を窓を閉めきって待
ブチ込んで ブチ込んで食べられるモノは 何でも入れちまえ掻き混ぜて 掻き混ぜて火を焚いて 熔けるまで煮込んでしまえ愛した人はもういない一人じゃ大きい鍋を 空っぽの器並べて涙の味付けさ 煮えてゆけ 焦げてゆけ立ち昇れ 白いケムリになって ブチ込んで ブチ込んで思い出すモノは何でも入れちまえ掻き混ぜて 掻き混ぜて煮え滾る 記憶を飲み込んでしまえ 愛した人の味がしたもう二度と作れない手付かずの箸に向かって一人
滑るように音も静かだ日本一の超特急ビジネスマンから芸能人も西へ東へ駆け巡る だけど今日のお客は ちと重いびん付け香らせ 通路もギチギチ新弟子 兄弟子 御一行 ゆけゆけ!どすこい超特急時速も重さも200超え鉄道界の横綱は 八百長知らずのATC 気配隠して 厳かに弁当五つにお茶一つ売り子のお菓子を買い占めて食事が済んだらPSP だけど今日のお客は 運が良い富士山バックに 力士とパチリ外人 ニッポン ご堪能 ゆけ
箱根に一泊 君と僕ロマンスシートに 隠れて誰にも言えない逃避行あゝ罪深き 小旅行 愛してくれる人残し僕は自由になってゆくさあ破滅に こんにちは 男には 悪いクセがある隣の芝だけやけに青々茂って見える女には バレる嘘がある湯けむりで隠すシタゴコロ (箱根!イッパーク!) 箱根に一泊したあとはなに食わぬ顔で お帰り誰かに知れたら もう終わるあゝ不道徳 埋め合わせ 愛してくれる人の待つ家の扉は錆び付いたさあ不満に
細い路地裏 緑も萌えて溢れ日の中に蘇る 若き日々よボードレールを抱えた少女あの人が来ることを待っている今でも 目を閉じれば聞こえてくるわ異国の男と女の 愛の物語 移ろいやすい季節が淡い恋心を歌うようにシャンソンが似合う街 お茶の水 学生達も言葉のない詩人に見える 坂道おりると古本街が私を誘うように訪ねたい あの日の店解りもしない難しい本を無いお金をくずしては探していた今では すれ違う人達の顔もおもかげ残
あなたが好きだった電車私にはただの電車何が違うのかわからないけどそれは人も同じことね似たような人はたぶんどこかに居るけれどあなたじゃない それはあなたじゃない 白い光が切り裂いて次の電車が滑り込むあなたと通ったあの時と違う形の新しい電車 あなたが指差してた電車知らず知らずに覚えてた誰も気に留めない様子それは私と少し似ている時が過ぎれば 消えてなくなるものは止められない 誰も止められない 同じ駅の同じホー
広がる宇宙の中Can you feel?小さな地球(ほし)の話をしよう Tell me the truth 信じてた未来が崩れ去ろうとしてる 悲しみを繰り返し僕らは何処へ行くのだろう? 今1人1人の胸の中目を覚ませ The time to go強くあるためにまた 護ることと戦うことDilemma は終わらない…走りつづけても(The) end justiΦ’s the
心の中に今も住んでる昔 愛した人が糸を手繰って俺を操るそんな人生さ このままあなたには姿を変えないでいつまでも いつまでも 美しいままで錆び付く生き方に男の価値はないだからお願いだ好きでいさせて 瞳の奥に今も流れる昔 愛した日々が映画のように繰り返せないそれも人生さ ハッピーエンドにはできない今ならばいつまでも いつまでも 美しいままでエンドロールの中に名前を探すけれどヒロインのいない一人芝居さ このまま