時の葉 – 半崎美子

舞い落ちたその先に
居場所などあるのだろうか
人知れず散ってもなお
光り続けている

たゆたう時の葉よ
沈まずに流されて行け
雨に打たれたとて
この身を風に預け
自分任せに泳いで行け

遠ざかる面影は
食いしばり生きた証
大切に語らずに
守り続けている

ただよう時の葉よ
止まらずに流されて行け
夜につまずいても
必ず陽は昇る
朝に任せて進んで行け

あの地平が呼んでいる
明日へ行けと
涙を伝っては 響き合う

揺らめく時の葉よ
弛まずに流されて行け
空に笑われても
この身を震わせて
自分任せに漕いで行け

たゆたう時の葉よ
沈まずに流されて行け
雨に打たれたとて
この身を風に預け
この身を震わせて
自分任せに生きて行け