約束の場所であなたと決めていた別れの言葉を告げればすべてが綺麗に終わる「ありがとう、それじゃ、しあわせに」だから二度と今夜からは夢になんか出てこないでね さりげなく出会ったふたりさりげなくお別れしましょうさよならの手をふるように若葉が風にゆれている ゆきずりの恋が理想とうそぶいたあなたの言葉を繰り返し何度も呟いてみる悲しげな瞳浮かぶだけそんなあなたの弱さとても愛おしくてやりきれなくて さりげなく出会った
そりゃあ居たわよ あたしにだって惚れた男の ひとりやふたり頬杖ついて 笑うしぐさが子供みたいに 可愛くってさ馬鹿を承知で 本気で惚れた遠い昔の話だけれど きっといつかは 暮らせる日々を涙 枕に 指折り数え待っていたのね 心がずっと信じてなんか いないのにさ馬鹿な女と 言われたことも遠い昔の話だけれど 野暮な話は おしまいにして今夜ふたりで 飲み明かしましょう想い出なんか 笑い飛ばして明日(ゆめ)を肴に
街のざわめき行き交う夢見人淡い憧れさみしさ誰にも言えない哀しみさえすべてを飲み込む都会の灯り 泣けばいい僕でいいならば泣けばいいこの胸の中で少しでも心が眠りにつけるように 傷つくことで大人になるのならこのままでいいとうつむくいまは懐かしい思い出ねとそう言えるときが必ずくるさ 一人ならさみしい夜でもニ人なら夢語り合える少しづつ歩こうつまずきながらも 泣けばいい僕でいいならば泣けばいいこの胸の中で少しでも心が
好きさ本気さ 遊びじゃないよ俺の目をみりゃ わかるだろ いつもこうして ロ説くのね押しの一手に 負けそうよ クラクラ クラクラ 夢ごこちフラフラ フラフラ 恋めまい心がひとつに溶けあう みなとのスナックヨコハマ ヨコハマ ふたりの夜 聞いているのよ あなたの噂おんな泣かせの わるい人 逢ったその時 ひと目惚れこんな気持ちは 初めてさ クラクラ クラクラ 夢うつつフラフラ フラフラ 恋くらみ人目も気にせず寄り
少しづつ少しづつあなたの思い出消してゆく今ならば今ならば我が侭気まぐれ優しさも涙のつぶだけ愛して憎んで許した人私の中から消えてゆけ砂時計みたいに少しづつ 少しだけ少しだけあなたの想い出辿らせてあの頃はあの頃はあなたの寝息が子守唄夜明けを待ったび寂しさこみあげ震えていた見えない明日に怯えては砂時計何度もくりかえす 涙のつぶだけ愛して憎んで許した人私の中から消えてゆけ砂時計みたいに少しづつ
慰めの言葉が ほしい訳じゃないわ駆け引きするよな 恋でもなかったの角氷グラスに 溶けてしまう前に愛よ今 ここから 永遠(とわ)に消えてほしい 昨日までのことは なにもかも幻いまの私はただ 風に舞う木の葉ゆく当てもなく ひとりさ迷う… 身体中の涙 残らず流すから今夜だけ 今夜だけ 酔わせて さよならの言葉が つらい訳じゃないの忘れられない人 忘れ去られる日々…傷つくのがもしも しかたないことなら生きて行く
ヨコハマ ブルーライトが 綺麗な夜だね寄り添うふたりの影は それより輝いてる行くあてなんか なくていい愛するおまえが いるそれだけでブルーライト ブルーライト素敵な夜だねブルーライト ブルーライト幸せかみしめる恋する街 ふたりのヨコハマブルーライト ヨコハマ ブルーライトを 潮風がつつみうなじをあやしく照らす かけがえのない人うるんだ瞳 ほそい指くちづけ交わせば ただそれだけでブルーライト ブルーラ
風が吹いていた 昭和も終わりに近いころなごりの追風 吹いていた小さな原っぱひしめきあって 男達は無我夢中夢と云う名の奴凧 天を仰いで揚げていた 凧 凧 揚がれ 天まで揚がれ妻や子を顧みず俺も 俺もあのころはやっぱり奴凧 揚げていたよ 今は吹き曝し 昭和の時代も過去になり千切れた思い出 吹き曝し乾いた原っぱ昔を偲び 星も消えた空を見る夢と云う名の奴凧 どこか遠くへ飛んでった 凧 凧 揚がれ 天まで揚がれほ
港のカラオケスナック“鴎(かもめ)”客じゃないのに 風が戸をたたく待ち人顔で ただ一人マッチをすって 思い出燈すちょっと 顔ぐらい見せてよちょっと お寄りよ誰だって 誰だって人恋しくなるのよ こんな寒い夜は 港のはずれのスナック“鴎(かもめ)”好きじゃないのに 猫がじゃれているすり寄ったって 逃げる人水っぽい酒ね 酔えないものねちょっと いい人はいないのちょっと 風だけ泣かないよ 泣かないよ人恋しく
この橋を 渡るのは何度目の 秋かしら買い物の足を止め川面に映る 月を見ていた鶴見川に架かる橋鴨池橋から仰ぐ夜空(そら)あなたがほろり呟いた「俳句のひとつも詠みたくなるね」 見上げれば 幸せのふたつ星 光ってるおだやかな 横顔に川面の月が きらめいている鶴見川に架かる橋鴨池橋から仰ぐ夜空(そら)あなたがほろり呟いた「遠回りしてもいいもんだよね」 鶴見川に架かる橋鴨池橋から仰ぐ夜空(そら)あなたがほろり呟